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凄まじい存在感!ケナガマンモス(Mammuthus primigenius)の巨大な脊椎骨の化石/【ot3124】
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こちらの巨大な脊椎骨を御覧ください。こちらはケナガマンモスの背骨の化石です。それにしても大きい。まあ、マンモスのそれですから当然なのですが、それにしても立派です。
神経が通っていた穴と椎体が保存されています。椎体の内部が一部露出していて、多数の印象的な孔が見られます。
こちらは神経が通っていた大きな穴です。
この露出部を御覧ください。細かな孔が空いています。もちろん本来の構造です。これほど大きな生物になると骨の大きさだけでも馬鹿になりません。軽量化の効果もあったのかもしれませんし、構造的にこのほうが強いのかもしれませんね。今回はマンモスの脊椎骨ですが、それよりもずっと古い時代の恐竜の骨にも似たような構造を見つけることができます。
椎体をアップで撮影。マンモスの巨体を支える大きな骨の中心です。
この存在感は写真ではお伝えしきれないかもしれません。まさに骨塊という感じ。
トラス構造に近いように見えます。軽量さと強度を同時に獲得しているのでしょうか。
側面から撮影。椎体が良い土台となって安定的に展示できます。縦に設置するのはおすすめできません。
マンモスというとふさふさの体毛をもつ姿(ケナガマンモス)を想像しますが、実は毛が短いタイプもいました。こちらは我々がマンモスと聞いてすぐに思い浮かぶケナガマンモスの背骨の化石です。
およそ20センチほどです。
100円玉との比較。非常に大きなマンモスの脊椎骨の化石です。
商品スペック
商品ID | ot3124 |
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年代 | 新生代第四紀(260万年前 -- 現在) |
学名 | 凄まじい存在感!ケナガマンモス(Mammuthus primigenius)の巨大な脊椎骨の化石 |
産地 | Netherlands |
サイズ | 20.7cm×14.8cm×厚12cm |
商品解説 | 凄まじい存在感!ケナガマンモス(Mammuthus primigenius)の巨大な脊椎骨の化石 |
マンモスとは?
人類 VS マンモス
先史時代の人類とマンモスとの関わりを示す様々な遺跡が見つかっている。ヨーロッパの洞窟では、旧石器時代に描かれたとされるマンモスの洞窟壁画が残されている。古代人は集団でマンモスの狩を行っていたと考えられているが、あの巨大なキバでの攻撃には相当てこずったであろう。
マンモスは長鼻目ゾウ科マンモス属に属する大型の哺乳類の総称である。現生のゾウの類縁にあたるが、直接の祖先ではない。
画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
時代と生息地域
約400万年前から1万年前頃(絶滅時期は諸説ある)まで。日本、シベリア以外のユーラシア大陸はもとより、アフリカ大陸・アメリカ大陸にも広く生息していた。特に南北アメリカ大陸に生息していたコロンビアマンモスは、大型・短毛で且つ最後まで生存していたマンモスとして有名である。現在は全種が絶滅している。
マンモスの巨大な牙
全長3.2mに達することもある巨大な牙が特徴である。これは現生の象からは考えられないほど巨大である。
画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
最も古いマンモス
最古のマンモスは、約500万~400万年前、北アフリカにおいて生まれたと考えられている。これはちょうど人類が祖先が発生したのと同じ時代。
マンモスの絶滅
更新世末期にあたる約4万~数千年前に、多くの大型哺乳類と共にマンモスは絶滅した。原因は未確定であるが、氷河期末期の気候変動に伴う植生の変化を原因とする説がある。その他の仮説としては、ヒトの狩猟の対象になったことを原因とするものがある。また、アメリカ大陸のコロンビアマンモスの化石の検証から、伝染病説が最近の有力な仮説として提唱されている。
ユタ州先史博物館 画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
今でも生きている?
最後のマンモスは、紀元前1700年頃に、東シベリアの沖合にある北極海(チュクチ海)上のウランゲリ島で狩猟されたという説が提起されている。また、1600年前後に、シベリアで山賊退治の騎士達が毛の生えた大きな象の目撃情報があるが、定かではない。まだまだロマンのつきない伝説の哺乳類であることは間違いなさそうだ。
パリ国立博物館 画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org