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1辺20センチ、2キログラムに達する立派な標本、地球に酸素をありがとう!17億年前のコレニア・シリンドリカ(Collenia cylindrica)の標本/【ot3084】
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こちらはコレニアと呼ばれる、ストロマトライトの一種です。シアノバクテリアが光合成を繰り返し行った結果が層模様として保存されていると考えられています。
このように円環状の模様が現れるのがわかりやすい特徴です。
いくつかの円環状の模様が多数見られます。コレニア・シンドリカは非常に濃い赤色を呈することで知られています。こちらは中国の標本で、およそ17億年前のシアノバクテリア(藻類)に関連した化石です。シアノバクテリアはあらゆる生物のなかで最も早く誕生したものの一つで、地球上で最初に光合成を行ったと考えられています。地球誕生以来、二酸化炭素濃度は下がり続けてきましたが、これはこうしたコレニアなどのシアノバクテリアが繰り返し光合成を行ったことに強い関係があると考えられています。その結果、徐々に酸素をエネルギーに変えることができる好気性生物が繁栄する土台を作ったと考えられています。カンブリア爆発をはじめとする高等生物が繁栄したきっかけをつくったとも言えます。
こちらは裏面です。研磨されていないため、ラフに見えますが、それでも特徴的な赤色を呈しています。
厚みは19ミリ。
1辺がおよそ20センチ四方の正方形です。およそ2キログラムちょうど。
100円玉との比較。付属のスタンドを使って、立てて展示することもできます。
商品スペック
商品ID | ot3084 |
---|---|
年代 | 先カンブリア時代(46億年 -- 5億4200万年前) |
学名 | 1辺20センチ、2キログラムに達する立派な標本、地球に酸素をありがとう!17億年前のコレニア・シリンドリカ(Collenia cylindrica)の標本 |
産地 | 中国 |
サイズ | 20cm×19.7cm×厚1.9cm 2000g |
商品解説 | 1辺20センチ、2キログラムに達する立派な標本、地球に酸素をありがとう!17億年前のコレニア・シリンドリカ(Collenia cylindrica)の標本 |
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or