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35億年前の活動履歴、オーストラリア・ハマースレイ産のカラフルなストロマトライト(Stromatolite)。縞状鉄鉱層にご注目ください/【ot3075】
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こちらはオーストラリア・ハマースレイから採集された、およそ35億年前のストロマトライトです。ストロマトライトとはシアノバクテリアが光合成を行った履歴が化石化したものです。こちらのストロマトライトは35億年前の履歴が残った極めて古い標本です。※カラフルな部分は酸化鉄。
ご覧のように断続的に縞状の鉄鉱層が積み重なっています。ストロマトライトはシアノバクテリアが泥面などに棲み付き繰り返し光合成を行うことで蓄積された堆積物が化石化したものと言われています。日中に光合成を行い夜間は行わないため縞状層を形成したと言われています。また季節性の変動や年単位での活動の度合いもこの特殊な層を形成した要因の一つと考えられます。
オーストラリア・ハーマスレイ産のストロマトライトは縞模様が明瞭で見やすいのが特徴です。また非常に古い時期に活動していたこともコレクションする意欲を掻き立てれくれます。35億年前といえばまだ高等生物はもちろん、原始的なバクテリアでさえほとんど存在していなかった頃です。
シアノバクテリアが繰り返し光合成を行ったことで地球の大気の組成は徐々に変化していきました。二酸化炭素濃度が減り酸素濃度が上昇することで嫌気性の生物は数を減らし、その穴を埋めるように好気性の生物が台頭しました。大気の酸素濃度の変化は生物の進化、繁栄に大きく関係していると言われています。あのカンブリア爆発の土台を作ったのも短期間のうちに酸素濃度が上昇したことがトリガーになったのではないかという説があります。そうした酸素を継続的に供給したのが、これらシアノバクテリアなのです。
およそ5センチ。
100円玉との比較。オーストラリア・ハマースレイ産のカラフルなストロマトライトです。
商品スペック
商品ID | ot3075 |
---|---|
年代 | 先カンブリア時代(46億年 -- 5億4200万年前) |
学名 | 35億年前の活動履歴、オーストラリア・ハマースレイ産のカラフルなストロマトライト(Stromatolite)。縞状鉄鉱層にご注目ください |
産地 | Hameraley, Australia |
サイズ | 5cm×2.3cm×2.3cm |
商品解説 | 35億年前の活動履歴、オーストラリア・ハマースレイ産のカラフルなストロマトライト(Stromatolite)。縞状鉄鉱層にご注目ください |
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or