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ゴンドワナ大陸特有種の一つ、メソサウルスのプレート標本 (Mesosaurus)/【ot307】
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水中での生活様式を選択した、最初のは虫類とされるメソサウルス。獲物を追い求めているかのような構図で化石化した、メソサウルス標本が登場です。針のような歯に、細長い体、平べったい尾を持つ、なんとも奇妙な生き物です。
メソサウルスは淡水性の生き物です。彼らの化石はこれまでにアフリカと南米の両大陸で見つかっています。小型で淡水性なので、大西洋を渡ることはおそらくできず、このことから両大陸はかつて地続だったことを表しています。メソサウルスは大陸移動説を証拠づける化石として有名です。本標本はブラジル産。
すごいポージングです。一瞬、「首が折れているのか!?」と思いましたが、否。急激に方向転換したような構図のメソサウルスなのです。まるで、今獲物を見つけて、追いかけはじめたかのよう。生き生きとした印象を標本から受けます。
なかなか保存状態のよい標本が発見されないとされる希少なメソサウルスですが、全体がよく保存されています。特にメソサウルス全身の半分を占めるとされる尾が、流線形を描いて優雅に保存されています。
ゴンドワナ大陸特有種の一つであるメソサウルスは、アフリカと南米大陸の間に存在する大きな湖に生息していたとされます。魅力的な最古の水生は虫類をコレクションしてみませんか。
商品スペック
商品ID | ot307 |
---|---|
年代 | 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前) |
学名 | ゴンドワナ大陸特有種の一つ、メソサウルスのプレート標本 (Mesosaurus) |
産地 | Brazil |
サイズ | 本体(カーブ計測)36cm / 母岩最大 幅36.5×高22.5×厚3cm |
商品解説 | 水中生活に適応した最初のは虫類として有名な、希少メソサウルスの化石標本です。 全身が保存されており、特に上半身の保存状態と、尾の流れるような形が美しい標本。 重さは3645g。 平置きが最も安定するのでおすすめですが、立てかけても見栄えよく飾ることができます。 スタンドをお付けいたします。 |
この商品を購入されたお客様のお声
変迅速にお送り頂き、有難うございました。比較的手頃な価格で入手でき満足しております。メソサウルスが大陸移動説の証拠というのは、子供の頃たしか学研のひみつシリーズ「化石のひみつ」で初めて知って、鮮明に心に刻まれました。その後も何度か博物館や恐竜展で目にしてきましたが、自宅でルーペで見られるようになるとは思いもしませんでした。年間何個体くらい産出するのでしょう?アフリカと南アメリカが繋がっていた時代の生物。姿形は違えど、全て基本的な構造は同じまま、2億年以上営みを繰り返してきた生命とは、何なのでしょう...
東京都/男性
メソサウルスとは?
海へと帰っていった最初の爬虫類
メソサウルスは、恐竜が出現する前の古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前)に現れました。現在では絶滅しています。
画像「メソサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
爬虫類はもともと両生類から進化しましたが、両生類はその名の通り、もともとは水性でした。その後、進化の過程で陸生になりますが、メソサウルスは再び、水性に戻りました。
大陸移動説の証拠でもあるメソサウルス
上図の青色の部分がメソサウルスの化石が発掘される分布図です。
画像「メソサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
化石が発見される地層は、もともと湖沼などの淡水地域だったと考えられています。それにも関わらず南アフリカと南米で発見んされます。
これは、この時代にアフリカ大陸と南アメリカ大陸が陸つづきだったこの証拠でもあります。
何を食っていた!?
メソサウルスの歯は貧弱であるため、完全な肉食とは考えにくく、水中のプランクトンを主食にしていたのではないか、と推測されています。
メソサウルスは長いアゴと比較的小さな骨格(50cm前後)をしています。鼻は頭部骨格の頂点に位置し、水の中から頭だけ出して息をしていたことが分かります。
画像「メソサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org