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ゴンドワナ大陸特有種の一つ!一期一会のオールドコレクション!極めて希少なブラジル産メソサウルス(Mesosaurus)の全身化石/【ot3051】
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こちらは極めて希少な、メソサウルスの化石です。産地国からのブラジルからは既に輸出がなされていません。従いまして、入手できるのは輸出がされていた数十年前に日本国内に入った標本に限られます。こちらはその一つ。弊社としましても、いつ仕入れることができるか分からない、まさに一期一会の標本です。年々、出玉が減少しており、価値は上がり続けています。
三角形の特徴的な頭部から長い尾先まで保存された、非常に良質な標本です。本体カーブ計測295ミリ。メソサウルスは最初の爬虫類の一つとされます。中間の意味を持つ”メソ”の由来ともなったエピソードをご紹介します。興味深いことにメソサウルスの化石は南米とアフリカの両大陸で発見されます。淡水性のメソサウルスが大西洋を渡ることができるとは思えません。このことから、かつて両大陸は地続きだったと考えられたのです。メソサウルスはゴンドワナ大陸が分離し現在の各大陸になった、という大陸移動説の証左とされるのです。こちらの標本は南米ブラジル産です。
メソサウルスは水中を上手に泳ぎ魚や甲殻類などを捕食していたと考えられています。水の抵抗が抑えられた流線型の体と頭部を有していました。
長い首の付け根から胴体部のセクション。ご覧のように各部がしっかりと保存されている点にご注目ください。この長い首をくねらせ素早く動く魚を捕食したと考えられています。
右肩甲骨、上腕、前腕、各指部のセクション。
肋骨のセクション。胴体は比較的スリムで素早く遊泳するのに適した形をしています。
こちらは後肢のセクションです。ご覧のように指が尾部に向かっていることが分かります。メソサウルスは水棲爬虫類のため後肢は歩くためのものではなく、パドルのように水を掻くのに適した形をしています。
メソサウルスの特徴的な長い尾。長い尾を効果的に使い、水中を素早く泳ぐ推進力と回転力を得ていたと思われます。
ご覧のようにメソサウルスの尾は非常に長く全長の半分ほどを占めます。
全形がよく残った、極めて保存状態の良い標本です。
母岩を側面から撮影。層状に重なっていることが分かります。強度は十分です。
両顎の間には小さな歯が観察されます。
脊椎骨には非常に細かな凹凸が保存されています。
裏面はほぼ平らにならされていますので、平置き時に安定します。
およそ27.5センチの母岩に、今にも動き出しそうな躍動感あふれるポーズのメソサウルスが鎮座しています。およそ3キログラムです。
100円玉との比較。極めて希少なメソサウルスの全身化石です。いつご紹介できるか分からない一期一会の標本です。
商品スペック
商品ID | ot3051 |
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年代 | 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前) |
学名 | ゴンドワナ大陸特有種の一つ!一期一会のオールドコレクション!極めて希少なブラジル産メソサウルス(Mesosaurus)の全身化石 |
産地 | Pernambuco, Brazil |
サイズ | 本体カーブ計測29.5cm 母岩含め全体27.5cm×20.4cm×厚3.4cm 3070g |
商品解説 | 一期一会のオールドコレクション!極めて希少なブラジル産メソサウルス(Mesosaurus)の全身化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
メソサウルスの化石を購入した者です。長いこと欲しいと思っていたのですがなかなか手が出せず、また確実に本物であると信頼できる物に出会えずにいましたがDMで入荷を知り、これだ!と思って思い切って買ってしまいました。足の指などは欠損があるものの、潰れて分からなくなりやすい頭や歯がはっきりと残っていてとても良い標本だと思います。大事にさせていただきます。ありがとうございました。
広島県/男性
メソサウルスとは?
海へと帰っていった最初の爬虫類
メソサウルスは、恐竜が出現する前の古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前)に現れました。現在では絶滅しています。
画像「メソサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
爬虫類はもともと両生類から進化しましたが、両生類はその名の通り、もともとは水性でした。その後、進化の過程で陸生になりますが、メソサウルスは再び、水性に戻りました。
大陸移動説の証拠でもあるメソサウルス
上図の青色の部分がメソサウルスの化石が発掘される分布図です。
画像「メソサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
化石が発見される地層は、もともと湖沼などの淡水地域だったと考えられています。それにも関わらず南アフリカと南米で発見んされます。
これは、この時代にアフリカ大陸と南アメリカ大陸が陸つづきだったこの証拠でもあります。
何を食っていた!?
メソサウルスの歯は貧弱であるため、完全な肉食とは考えにくく、水中のプランクトンを主食にしていたのではないか、と推測されています。
メソサウルスは長いアゴと比較的小さな骨格(50cm前後)をしています。鼻は頭部骨格の頂点に位置し、水の中から頭だけ出して息をしていたことが分かります。
画像「メソサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org