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”超”上質!茎、クラウン、触手が揃った全身標本、古生代デボン紀の棘皮動物、サイフォクリニテス(Scyphocrinites elegans)の全身化石。専用スタンド付き/【ot3036】
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こちらは古代のウミユリ、サイフォクリニテス・エレガンスの”超”上質な化石です。触手、クラウン、茎の三部位がほぼ完全な形で保存されています。触手部分については水の流れさえも感じられる凄まじい保存状態です。
サイフォクリニテスは古生代デボン紀に棲息していたウミユリで茎を岩や底に固着させ、身を固定させ、クラウンから伸びる触手を用いてプラクトン等を捕食したと考えられています。一見、植物のように見えますが、実はれっきとした動物なのです。近年、現世にもウミユリの仲間が棲息していることが判明したことから、「生きた化石」と評されることも。
それにしても凄まじい保存状態です。茎の断続的な線模様、クラウンを形成する大小の組織、そして風にたなびく長髪のごとき流麗なる触手の数々など、見事としか言いようがありません。種小名のエレガンスに違わない美しい姿。
この長い触手を用いてプランクトンを捕食し、クラウンにあった口器から捕食し栄養としたと考えられています。
この茎の根本は岩や海底に固着させた姿から、植物のように見られますが、実際には消化器官を有した、れっきとした動物なのです。
本体直線計測21センチ。かなり大型の立派なサイフォクリニテス。
触手部分を近接撮影してみました。よく見ると、茎部と似た繰り返し模様があります。
触手からクラウンの部分を撮影。ため息が漏れるほどの保存状態。
クラウンは根本にかけて単位組織が大きくなります。
水の流れをそのまま反映したような流麗な触手。
こちらは裏面です。専用スタンドで安定的に展示が可能です。
本体最長部21センチ。
100円玉との比較。古生代デボン紀に棲息していた棘皮動物、サイフォクリニテス(Scyphocrinites elegans)の全身化石
商品スペック
商品ID | ot3036 |
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年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | ”超”上質!茎、クラウン、触手が揃った全身標本、古生代デボン紀の棘皮動物、サイフォクリニテス(Scyphocrinites elegans)の全身化石。専用スタンド付き |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体最長部21cm 母岩含め全体22.2cm×17.3cm×最厚部2.6cm |
商品解説 | ”超”上質!茎、クラウン、触手が揃った全身標本、古生代デボン紀の棘皮動物、サイフォクリニテス(Scyphocrinites elegans)の全身化石。専用スタンド付き |
ウミユリとは?
ウミユリ(海百合)は植物ではありません!
「ユリ」の名前がついているために植物だと思われがちですが、実際はヒトデやウニと同じ棘皮(きょひ)動物の仲間です。各国の海(深海)に棲み、体長は35~50cm。
棘皮動物とはechinoderm というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、 echinoderm とは echinos (ハリネズミ)のような derma (皮)を持つものという意味です。
さまざまなユミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)は生きた化石
ウミユリ(海百合)は、オウムガイ、シーラカンス、ラブカ、カブトガニ、アロワナなどと同様に生きている化石として大変有名です。
現生のウミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)の特徴のその腕
ウミユリは根や茎のように見える支持体と、花弁のような腕を持っています。長く伸びたその腕で海中のプランクトンなどを捕らえ、餌としています。
ウミユリ(海百合)の化石は希少で価値が高い
ウミユリの化石が多く見つかるのは、約2億5000万年前の地層である。5億年以上前の地層から出土した例もあるという。ウミユリの体は脆弱であり、全体に骨格が小さな節に分かれているので、それらがばらばらになり、全形をとどめないことが多い。ばらばらの節だけが堆積した石灰岩も見られる。