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40センチオーバー、3405グラム!海のティラノサウルスこと、白亜紀後期の頂点捕食者、モササウルス(Mosasaurus)の脊椎骨の化石/【ot2990】
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こちらはおよそ8000万年前の海中に棲息していた、モササウルスの脊椎骨の化石です。ご覧のように非常に立派な標本で、最長部40センチもあります。重量は3405グラムと、圧倒的な存在感を誇ります。
椎体と各部起が保存されています。モササウルスは当時の食物連鎖の頂点に君臨する捕食者です。海生爬虫類が最も繁栄していたと言って良い白亜紀末期に棲息していた強大な生物で、アンモナイトをはじめ、あらゆるものを捕食していたと考えられています。海の生物史については、コラム「およそ5億年にわたる海の生物の歴史をCGで振り返る」を御覧ください。
繊細な突起を保護する目的で母岩は一部残されています。
なんと立派な椎体でしょう!
脊椎骨とは首から尾までつながる一連の骨の総称で、首は頚椎、胸は胸椎、腰は腰椎、尾は尾椎と呼ばれます。こちらの椎骨は棘突起が長いため、背骨を構成する一部だったのではないかと推察されます。
ご覧のように母岩に支えられているため、繊細な突起の扱いにも困りません。
海のティラノサウルスと評される、モササウルスの巨大な脊椎骨。
手にずっしりと伝わる3400グラムオーバーの標本。
こちらを下側にして展示すると安定します。
最厚部8センチ程度あります。
直線計測で40センチを超える大物です。
商品スペック
商品ID | ot2990 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 40センチオーバー、3405グラム!海のティラノサウルスこと、白亜紀後期の頂点捕食者、モササウルス(Mosasaurus)の脊椎骨の化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 母岩含め全体40.5cm×18.5cm×厚8.1cm 3405g |
商品解説 | 40センチオーバー、3405グラム!海のティラノサウルスこと、白亜紀後期の頂点捕食者、モササウルス(Mosasaurus)の脊椎骨の化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。