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古生代石炭紀を代表する、その名も『うろこの木』。レピドデンドロン/【ot299】
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商品スペック
商品ID | ot299 |
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年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | 古生代石炭紀を代表する、その名も『うろこの木』。レピドデンドロン |
産地 | Wyoming, U.S.A. |
サイズ | 幅24cm 高さ16cm 厚み約1.5cm |
商品解説 | 非常に珍しい標本の登場です。 石炭紀(3億5920万年前から2億9900万年前頃)にのみ栄えた木の化石です。 うろこ模様はレピドデンドロンの幹の部分で、この表面の模様が大変特徴的な植物です。 別名鱗木(りんぼく)。 沼や沢などの湿地帯に生えており、成長すると、40メートルにもなりました。 枝も根も先端が二股に分かれていくという、ユニークな特徴をもつ植物の化石です。 |
レピドデンドロンとは?
レピドデンドロン(Lepidodendron)とは?
主に北アメリカ・ヨーロッパで古生代石炭紀(約3億6700万~2億8900万年前)に大発展したシダ植物(ヒカゲノカズラ類)。大きいものでは40メートル以上に成長しました。
CG制作:ジュラ株式会社
樹皮が魚の鱗(うろこ)に似ていたため、「鱗(うろこ)の木」という名前が付きました。
レピドデンドロンは、我々が恩恵をうけている石炭のもととなった植物です。別名を鱗木(りんぼく)と言い、「鱗」は訓読みで「うろこ」と読みます。
何故そんなに巨大に成長したのか?
レピドデンドロンは何と高さが40mにもなる巨大な木だったと考えられています。この木が栄えた頃の地球は、年間を通してあまり気候の変化はなく、一年中熱帯気候であったといわれています。そうすると、森林もたくさん増え、大気の中の酸素濃度も上がりました。現在は21%といわれる酸素濃度が、当時は35%もあったそうです。植物や動物が大きくなる環境が整ったのが、石炭紀でした。
これらの環境が整って、高さ40mにもなる木が存在できたと考えられています。
レピドデンドロンは二股に分かれる木として有名
レピドデンドロンは枝も根も、先端が2またに分かれて成長します。茎の端には胞子穂があり、胞子で繁殖していました。ちなみに、レピドデンドロンは木質の部分がほとんどありません。どちらかといえば、巨大な木というより巨大な草という表現が適切かもしれません。どこまでも不思議な植物ですね!
レピドデンドロンの想像図
CG制作:ジュラ株式会社
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CG制作:ジュラ株式会社