- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 棘皮動物全般の化石販売
- ウミユリの化石販売
- なんと上質個体が6体も!モロッコ産のウミユリ、クプレッソクリナイツ(Cupressocrinites)の群集化石
なんと上質個体が6体も!モロッコ産のウミユリ、クプレッソクリナイツ(Cupressocrinites)の群集化石/【ot2961】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらはモロッコ産のイッスモア(Issoumour)周辺で採集された古生代デボン紀のウミユリ、クプレッソクリナイツ(Cupressocrinites)の群集化石です。明瞭なクラウン(冠)が6個、確認される非常に立派なプレート化石です。
ウミユリは古生代に誕生し現世にもその子孫が生息しているという、生きた化石の代表例です。色々なタイプがありますが、多くは根本を岩や海底に張り、長い茎をたどると大きなクラウンと多数触手があります。一見すると植物のように見えますが、れっきとした動物で、海中のプランクトンを触手を使い捕食していたと考えられています。
クプレッソクリナイツは蕾のようなクラウン(冠)を持っています。その基部から下部に長い茎を有しています。こちらの個体はその特徴がよく現れていますね。
こちらには別の個体が。
近づいてみると、各部よく保存されていることが分かります。
茎には脈があります。
一点だけでも貴重な個体が総勢6体も同居。しかも、いずれも上質です。
こちらは裏面です。横幅33センチもある、非常に大型のマルチプレート化石です。
側面から見ると、このように縁部を下方に削り落としていることが分かります。立体的に仕上げられています。
横幅33センチ、重量にして7キログラム近い、非常に立派な標本であります。
100円玉との比較。モロッコ産のウミユリ、クプレッソクリナイツの群集化石です。
商品スペック
商品ID | ot2961 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | なんと上質個体が6体も!モロッコ産のウミユリ、クプレッソクリナイツ(Cupressocrinites)の群集化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体直線距離14cm 10.5cm 10cm 9cm 8.9cm 8.5cm 母岩含め全体33.5cm×27cm×最厚部4.8cm 6955g |
商品解説 | なんと上質個体が6体も!モロッコ産のウミユリ、クプレッソクリナイツ(Cupressocrinites)の群集化石 |
ウミユリとは?
ウミユリ(海百合)は植物ではありません!
「ユリ」の名前がついているために植物だと思われがちですが、実際はヒトデやウニと同じ棘皮(きょひ)動物の仲間です。各国の海(深海)に棲み、体長は35~50cm。
棘皮動物とはechinoderm というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、 echinoderm とは echinos (ハリネズミ)のような derma (皮)を持つものという意味です。
さまざまなユミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)は生きた化石
ウミユリ(海百合)は、オウムガイ、シーラカンス、ラブカ、カブトガニ、アロワナなどと同様に生きている化石として大変有名です。
現生のウミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)の特徴のその腕
ウミユリは根や茎のように見える支持体と、花弁のような腕を持っています。長く伸びたその腕で海中のプランクトンなどを捕らえ、餌としています。
ウミユリ(海百合)の化石は希少で価値が高い
ウミユリの化石が多く見つかるのは、約2億5000万年前の地層である。5億年以上前の地層から出土した例もあるという。ウミユリの体は脆弱であり、全体に骨格が小さな節に分かれているので、それらがばらばらになり、全形をとどめないことが多い。ばらばらの節だけが堆積した石灰岩も見られる。