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貴殿のコレクションの中央に据えていただきたく!50センチオーバー!希少なモササウルス(Mosasaurus)のジョーセクションの化石/【ot2939】
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こちらは白亜紀の海生爬虫類、モササウルスの顎のセクションの化石です。モササウルスは当時の海の食物連鎖の頂点に君臨していた生物で、非常に獰猛な食性から「海のティラノサウルス」と言われます。アンモナイトの殻などにモササウルスの噛み跡などが残っていることから、堅い殻でも容易に噛み潰すことができたと考えられます。
この歯化石を見れば、それも納得できますね。顎骨には非常に太く長い歯が多数並んでいます。
それぞれの歯化石の保存状態も良好です。
歯一つひとつに注目してみましょう。表面のエナメル質が保存されていて、美しい光沢が備わっています。
全体をご確認いただきましょう。一部のセクションをまるごと取り出し、石膏で固めてあります。一定程度大きい化石はこのようにスラブとして固められ、破損を防ぎ運搬しやすくします。
背面から見ると、このような感じ。白い部分は石膏です。「石膏ジャケット」という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。化石の大型セクションを石膏で固めたものをそのように表現します。
顎骨も明瞭に保存されています。化石は堆積時の圧力で平板になる傾向にあります。一部の上級プリパレーターは、石膏ジャケットから各部位を取り出し、クリーニングした上で、立体的に組み直すことができます。博物館等で立体的に復元されている標本の大半は、当初、このような石膏ジャケットで運搬され、時間をかけて3D化されていきます。
モササウルスの捕食対象は前述のアンモナイトだけでなく、より小さな海生爬虫類にも及んだと考えられています。この歯であれば、どんな生物もターゲットになりえたでしょう。
やや斜めから撮影。最厚部は9センチ超え。平板ではあるものの、各部立体性を残しています。石膏ジャケットならではの味わいがあります。
50センチ以上もある、非常に立派な標本です。歯1本がいかに大きいか、お分かりいただけることでしょう。
100円玉との比較。サイズからいっても間違いなく成体のモササウルスのジョーセクションと推察します。
商品スペック
商品ID | ot2939 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 貴殿のコレクションの中央に据えていただきたく!50センチオーバー!希少なモササウルス(Mosasaurus)のジョーセクションの化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 母岩含め全体53cm×34cm×厚9.5cm 11kg |
商品解説 | 貴殿のコレクションの中央に据えていただきたく!50センチオーバー!希少なモササウルス(Mosasaurus)のジョーセクションの化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。