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丸く強靭!硬いアンモナイトの殻もバリバリ砕いた!モササウルスの仲間、グロビデンス(Globidens) の母岩付き歯化石/【ot2844】
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こちらは、モササウルスの仲間、グロビデンスの歯化石です。モササウルスは大地を恐竜が闊歩していた時代に、海の王者として君臨していた海生爬虫類です。「海のティラノサウルス」と評されるほど、強靭な顎を持っていました。グロビデンスは一般的なモササウルスとは異なり、写真のように丸みを帯びた歯を持っていました。
グロビデンスはその名の通り、グロビラー(globular)な歯を持っていました。globularは「球状の」とか「球形の」といった形容詞です。主に魚や他の海生爬虫類を獲物にした一般的なモササウルスとは異なり、グロビデンスはこの丸く強靭な歯を用いて、硬いアンモナイトや貝、亀などを捕食していたと考えられています。
先端が尖った歯は獲物の肉をえぐるのには適していますが、硬いアンモナイトの殻などを噛み砕くのには向いていません。歯先が欠けてしまう恐れがあります。その点、このような丸く強靭な歯は硬い殻などもバリバリ砕くことができたことでしょう。
歯は食性を表すといいます。グロビデンスの歯化石は環境に適応した良い例と言えるでしょう。
ご覧のように表面には細かな皺が保存されています。
完璧といって良い素晴らしい保存状態です。
母岩が残されており、台座として使うこともできます。
100円玉との比較。ぜひ歯の先端を触ってみてください。非常に頑丈で強靭であることが伝わってくるはずです。
商品スペック
商品ID | ot2844 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 丸く強靭!硬いアンモナイトの殻もバリバリ砕いた!モササウルスの仲間、グロビデンス(Globidens) の母岩付き歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体2.8cm 母岩含め全体6.8cm×5cm×厚3.3cm |
商品解説 | 丸く強靭!硬いアンモナイトの殻もバリバリ砕いた!モササウルスの仲間、グロビデンス(Globidens) の母岩付き歯化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。