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地球に酸素をありがとう!太古の地球に大量の酸素を生み出したシアノバクテリアの活動履歴が保存された化石、コレニア・シンドリカ(Collenia cylindrica)/【ot2777】
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こちらは太古の地球にせっせと酸素を供給してくださった、ありがたいシアノバクテリアの活動履歴の化石です。一般にストロマトライトとして知られています。
こちらの赤い石灰岩質のストロマトライトはコレニアとして知られています。
円柱状のコロニーを形成することで知られています。このように断面にして磨くと円柱が層構造として確認できます。
じっくり観察するとあらゆる箇所に多数の層構造が見られますね。
コレニアは大変古いストロマトライトで、こちらの標本はおよそ17億年前、つまりまだ生物らしい生物が存在していなかった頃の化石です。シアノバクテリアはもちろん生物の一種ではありますが、藍藻類というバクテリアでした。光合成(大気から二酸化炭素を吸収し酸素を生み出す)を行うことで、地球に好気性生物(酸素を代謝してエネルギーを生成する生物)が活動しやすい環境を作り上げる一助となったと考えられています。
このように肉眼ではっきりと層構造を確認することができます。
ちょうど30センチ四方にカットされたコレニア・シンドリカ。鮮やかな赤を呈しますので、インテリアとして効果的に利用することもできます。
およそ17ミリ。強度を維持するのに十分な厚みです。
裏面は研磨されていません。
100円玉との比較。研磨することで赤みが一層増します。太古の地球に大量の酸素を生み出したシアノバクテリアの活動履歴が保存された化石、コレニア・シンドリカです。
商品スペック
商品ID | ot2777 |
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年代 | 先カンブリア時代(46億年 -- 5億4200万年前) |
学名 | 地球に酸素をありがとう!太古の地球に大量の酸素を生み出したシアノバクテリアの活動履歴が保存された化石、コレニア・シンドリカ(Collenia cylindrica) |
産地 | 中国 |
サイズ | 30cm×30cm×厚1.7cm 4360g |
商品解説 | 地球に酸素をありがとう!太古の地球に大量の酸素を生み出したシアノバクテリアの活動履歴が保存された化石、コレニア・シンドリカ(Collenia cylindrica) |
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or