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- およそ30センチ四方、4700グラムの超大判化石!およそ17億年前の藻類の活動履歴の化石、コレニア・シリンドリカ(Collenia cylindrica)
およそ30センチ四方、4700グラムの超大判化石!およそ17億年前の藻類の活動履歴の化石、コレニア・シリンドリカ(Collenia cylindrica)/【ot2749】
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こちらはコレニアと呼ばれるストロマトライトの一種です。藻類が光合成を行い砂泥を取り込んで固化したものです。古代の地球に酸素をもたらした活動履歴そのものです。
原始地球は酸素濃度が低く、好気性の生物が棲める環境ではありませんでした。これらの藻類の活動により徐々に酸素が増えオゾン層が形成された結果、紫外線が適度に遮断され、生物が棲める環境が整っていったと考えられています。こちらのコレニアはおよそ17億年前という、驚くほど古いものです。藻類はれっきとした生物であることを考えると、あらゆる生物のなかで、最も古い化石の一つと言えます。
模様をご覧いただきましょう。層状の構造が多数見られます。これらはストロマトライト等によく見られるものです。光合成を行い固着物を断続的に形成していった証左と考えられます。
こちらの標本はその様子が見事に保存されています。
多数の層模様が全面に広がっています。
こちらは裏面です。裏面にもこのように層模様が広がっていますが、ポリッシュされていないため、やや模様が曖昧です。
裏面ばかり見ていると、これはこれで味わい深いと感じるようになります。
平均2センチ弱の厚みあり。
およそ30センチ四方の見事なコレニア。化石標本としても秀逸ですが、インテリアとして使う贅沢な方法も。
100円玉との比較。およそ17億年前の藻類の活動履歴の化石、コレニアです。
商品スペック
商品ID | ot2749 |
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年代 | 先カンブリア時代(46億年 -- 5億4200万年前) |
学名 | およそ30センチ四方、4700グラムの超大判化石!およそ17億年前の藻類の活動履歴の化石、コレニア・シリンドリカ(Collenia cylindrica) |
産地 | 中国 |
サイズ | 30cm×29.9cm×厚1.9cm 4700g |
商品解説 | およそ30センチ四方、4700グラムの超大判化石!およそ17億年前の藻類の活動履歴の化石、コレニア・シリンドリカ(Collenia cylindrica) |
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or