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ジ・オールドコレクション!中国遼寧省産の半水生の爬虫類、マンチュロスクス(Manchurosuchus)の全身化石/【ot2730】
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こちらは中国遼寧省産の白亜紀前期の水生爬虫類、マンチュロスクス(Manchurosuchus)の全身化石です。こちらの標本は数十年前より国内コレクターに保持され続けてきた貴重なオールドコレクションの一つです。現在では同産地より新たに標本が採集されることはありません。
マンチュロスクスはコリストデラ目に属します。コリストデラの仲間はあまり良く知られていない水棲爬虫類でした。直近20年より前までは北米とヨーロッパからの2種のみとされていましたが、ここ最近、新たに9つの属が仲間入りしました。このあたりが化石の面白いところですね。それによれば、コリストデラは三畳紀後期にはすでに登場し、漸新世後期までのおよそ2億年もの間、世界中に存在していたこと分かってきました。白亜紀のKT境界を乗り越えていた珍しい生物グループの一つです。
ご覧のようにカエルのように開いた後肢と長い尾が特徴的です。
現世の半水生トカゲであるシナワニトカゲとよく似た特徴を持っていると言われています。シナニワトカゲは主に昆虫や小さな魚などを食べます。マンチュロスクスも同じような生態だったのでしょうか。
頭部はやや骨が移動している箇所があるものの三角形の全形は維持されています。
前肢。指の間には膜があったのかもしれません。
四番目の指(薬指)が長いのは、現世のシナワニトカゲと同じですね。
肋骨のセクションです。
カエルのように外に開いた足。骨盤の部分は本来よりもやや内側に入り込んでいるようですが、全形はしっかり保存されています。
後肢の指も四番目が一番長い。
全体のほぼ半分を占める長い尾を使って水中で推進力を得ることができたのでしょうか。
本体直線計測で184ミリ(カーブ計測ならば20センチ弱)。マンチュロスクスとしては一般的なサイズです。
こちらは裏側です。
ほとんど石灰岩と同様に層を成しています。厚みは7ミリほどで薄いですが、丁寧に扱っていただければ強度に問題はありません。
紫外線照射によるテストでは、頭部と脊椎骨に一部ペイントと思われる修復がありますが、極めて限定的です。
100円玉との比較。中国遼寧省産の半水生の爬虫類、マンチュロスクスの全身化石です。数十年の間、国内コレクターによって保管されてきた希少なオールドコレクションです。
商品スペック
商品ID | ot2730 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ジ・オールドコレクション!中国遼寧省産の半水生の爬虫類、マンチュロスクス(Manchurosuchus)の全身化石 |
産地 | 中国、遼寧省 |
サイズ | 本体直線距離18.4cm×5.7cm(頭部から尾までカーブに沿って19.7cm) 母岩含め全体17.8cm×11.3cm×厚0.7cm |
商品解説 |
この商品を購入されたお客様のお声
素晴らしい標本でした。また良いものがあったら購入いたします。
北海道/男性