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米国ワイオミング州を代表する絶滅古代魚、ナイティア(Knightia)の化石/【ot2671】
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こちらはおよそ5000万年前の地層より採集された古代魚、ナイティアの化石です。米国ワイオミング州の公式の「州の化石」に認定されています。同州の他の公式の認定化石としては、あのトリケラトプスがあります。ナイティアはあのトリケラトプスと並んで認定されているほど、よく知られた化石生物なのです。
口を開けている事がわかります。また、眼窩底と思しき眼の窪みが確認されます。
また太い脊椎骨と肋骨が保存されています。その上には背びれ、下には腹びれも残存しています。
尻びれ、尾びれのセクション。
ナイティアは10センチ前後の小魚で、ワイオミング州のグリーン・リバー層を代表する化石の一つです。
美しい石灰岩。
グリーン・リバー層はその名の通り、コロラド川の支流のグリーン川(グリーン・リバー)にちなんで名付けられました。こうした古代魚の化石のほか、ワニや鳥などの化石も採集された記録があります。当時は、どうやら河川というよりも湖だったと推察されています。このような極めて状態の良い化石が採集される理由として、当時の湖底の一部が無酸素状態であった可能性が指摘されています。嫌気性(低酸素)の環境では有機物であっても腐食しにくく化石として保存されやすいのです。
本体6センチ前後。
100円玉との比較。付属のスタンドを使えば、立てて展示することが可能です。
商品スペック
商品ID | ot2671 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 米国ワイオミング州を代表する絶滅古代魚、ナイティア(Knightia)の化石 |
産地 | Wyoming, U.S.A. |
サイズ | 本体直線距離6cm 母岩含め全体13.8cm×10.8cm×厚0.8cm |
商品解説 | 米国ワイオミング州を代表する絶滅古代魚、ナイティア(Knightia)の化石 |
魚化石とは?
恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。
ダンクルオステウス
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。