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- 地球に酸素を大量提供したと、どうして言えるの?生きた化石こと、ストロマトライト445gBIGサイズ(Stromatolite)
地球に酸素を大量提供したと、どうして言えるの?生きた化石こと、ストロマトライト445gBIGサイズ(Stromatolite)/【ot267】
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直径6.5cm、重さ445gもあるBIGなストロマトライトの登場です。この複雑怪奇な模様が見どころ!
ストロマトライトは、地球の酸素をつくった元となる証拠化石として有名です。
これら黒と黄土色で構成される面白い模様は、全てシアノバクテリアという細菌による、活動の証です。
まるで、等高線のような線が幾重にもはいった模様がみられますね。
ストロマトライトというのは、藍藻(らんそう)類と泥粒(でいりゅう)が積み重なって層になった状態の岩石を表す言葉です。まさに、この縞模様の層をさしています。
あらゆる模様が、このストロマトライト1つで鑑賞できるんですね~。不思議な岩石です。
藍藻類であるシアノバクテリアの存在が、ストロマトライトを語る上で欠かせません。彼らは、呼吸をするために日中、砂や泥の上にいて光合成を行います。
夜は光合成ができませんから、お休みします。このときねばねばした粘液を出し、砂や泥の堆積物を用いて固定するのです。
積み重なった層が、まるでバームクーヘンのよう。美味しそうなどと、思ってはいけません。。。
さて、1日経った次の日、彼らは呼吸するために、積み重なった砂や泥の上へにょきにょきと体を出して分裂していきます。そして再び光合成を始めるのです。
光合成の際、水を分解する過程で生じた酸素を大気中に供給するので、ストロマトライトが活動して、このような層を形成しているという事実=(イコール)地球に酸素を放出してくれていた、という理解に至るのです。
1年でたった数ミリしか形成されないようですから、6.5cmもある本標本は、相当な年月をかけて出来上がったと想像できます。標本を手に取り、眺めながら「これが、酸素を作った元になるのか・・・」と思わずつぶやいてしまう。そんな、ロマンあふれる化石です。1年でたった数ミリしか形成されないということですから、直径6.5cmビッグサイズの本標本は、相当な年月をかけて出来上がったと想像できます。手に取ると、「これが、酸素を作った元になるのか・・・」と、つぶやきつつ、あらゆる思いを馳せてみたくなります。?1年でたった数ミリしか形成されないということですから、直径6.5cmビッグサイズの本標本は、相当な年月をかけて出来上がったと想像できます。これが、酸素を作った元になるのか・・・と想像すると、感慨深くなります。
商品スペック
商品ID | ot267 |
---|---|
年代 | 古生代(5億4200万 -- 2億5100万年前) |
学名 | 地球に酸素を大量提供したと、どうして言えるの?生きた化石こと、ストロマトライト445gBIGサイズ(Stromatolite) |
産地 | Peru |
サイズ | 6.5cm×6.5cm×6.5cm |
商品解説 | ペルー産の大玉標本!生きた化石ことストロマトライト445gBIGサイズが登場です。 大きなサイズで存在感のあるシアノバクテリアが作り出した美しい層の縞模様をお楽しみください。 |
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or