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長い茎が保存された上質化石、およそ3億4000万年前、米国インディアナ産のウミユリ、マクロクリヌス(Macrocrinus mundulus)の化石/【ot2553】
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こちらは米国はインディアナ州産のウミユリ、マクロクリヌスの化石です。特徴的な長い茎が保存されている点にご注目ください。
ウミユリは、その名から植物だと思われがちですが、れっきとした動物です。ウミユリは岩などに固定する基部、茎、クラウン、触手からなります。こちらの化石の素晴らしい点は、茎が保存されていること。
こちらはクラウン。花のように見えるのは、茎とクラウンがあるからでしょう。
この立体的な茎を御覧ください。この茎を自在に動かし、プランクトンなどを捕食していました。
茎をアップで撮影、節が完全な形で保存されています。およそ3億4千年前の化石ですから、保存状態の良さに驚かざるを得ません。
長い続く茎。
多数の長い触手の根本であるクラウン。
こちらはバックサイド。丁寧に四角形にカットされています。
米国インディアナ州クロウフォード郡はウミユリの産地として世界的によく知られています。
付属のスタンドを使って展示。立体的なウミユリがさらに映えます。
商品スペック
商品ID | ot2553 |
---|---|
年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | 長い茎が保存された上質化石、およそ3億4000万年前、米国インディアナ産のウミユリ、マクロクリヌス(Macrocrinus mundulus)の化石 |
産地 | Crawfordsville, Indiana, U.S.A. |
サイズ | 本体カーブ計測10.2cm 母岩含め全体9.2cm×3.9cm×厚1.3cm |
商品解説 | 長い茎が保存された上質化石、およそ3億4000万年前、米国インディアナ産のウミユリ、マクロクリヌス(Macrocrinus mundulus)の化石 |
ウミユリとは?
ウミユリ(海百合)は植物ではありません!
「ユリ」の名前がついているために植物だと思われがちですが、実際はヒトデやウニと同じ棘皮(きょひ)動物の仲間です。各国の海(深海)に棲み、体長は35~50cm。
棘皮動物とはechinoderm というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、 echinoderm とは echinos (ハリネズミ)のような derma (皮)を持つものという意味です。
さまざまなユミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)は生きた化石
ウミユリ(海百合)は、オウムガイ、シーラカンス、ラブカ、カブトガニ、アロワナなどと同様に生きている化石として大変有名です。
現生のウミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)の特徴のその腕
ウミユリは根や茎のように見える支持体と、花弁のような腕を持っています。長く伸びたその腕で海中のプランクトンなどを捕らえ、餌としています。
ウミユリ(海百合)の化石は希少で価値が高い
ウミユリの化石が多く見つかるのは、約2億5000万年前の地層である。5億年以上前の地層から出土した例もあるという。ウミユリの体は脆弱であり、全体に骨格が小さな節に分かれているので、それらがばらばらになり、全形をとどめないことが多い。ばらばらの節だけが堆積した石灰岩も見られる。