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大型の化石爬虫類と思しき生物の糞(ふん)の化石(コプロライト)。マダガスカルのおよそ5000万年前の地層より採集/【ot2527】
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こちらはマダガスカル産のコプロライトです。コプロライトとは、生物の糞(ふん)が化石になったものです。
この化石が採集されたのは、およそ5000万年前の地層です。糞の化石から、その主を明確に同定することは難しいのですが、カメのような大型の海生爬虫類のものと推察されています。
こちらの化石はシデライト(菱鉄鉱)と呼ばれる鉄におよそ半分程度が置換されています。ゆえにずっしりと重く、全体的にやや赤みがかっています。
コプロライトは、ギリシャ語のKoprosとLithosが合わさった言葉で、それぞれ糞と石を意味します。
100円玉との比較。マダガスカル産の大型の化石爬虫類と思しき生物の糞の化石です。
商品スペック
商品ID | ot2527 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 大型の化石爬虫類と思しき生物の糞(ふん)の化石(コプロライト)。マダガスカルのおよそ5000万年前の地層より採集 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 8.7cm×3.5cm×3.1cm |
商品解説 | 大型の化石爬虫類と思しき生物の糞(ふん)の化石(コプロライト)。マダガスカルのおよそ5000万年前の地層より採集 |
コプロライトとは?
動物(恐竜)のウンチの化石「コプロライト」とは?
動物の糞(ウンチ)が化石になったものを「コプロライト」と言います。恐竜の糞も、もちろんコプロライトの仲間です。
コプロライトは「生痕(せいこん)化石」と言われます。生痕化石とは、文字通り、生きた痕跡のことで、生物そのものではなく、生物の活動の痕跡が岩石などに残されたものを指します。
コプロライトを分析することで、動物が生きていた当時の活動などを知る手掛かりになる、非常に重要な化石なのです。たとえば、その動物が一体何を食べていたのか、など明らかになる可能性を秘めています。ある意味、その動物の骨の化石以上に、その動物のことを知ることができるかもしれません。
まして、恐竜のように絶滅している種においては、その当時の環境を知る手掛かりにもなります。
それ以上に、われわれコレクターは、恐竜がその当時の植物や、エサとなった恐竜を食べて排泄された糞そのものに、感動を覚え、ロマンを感じてしまうものではないでしょうか。
恐竜の骨化石以上に、ロマンを感じることができます。恐竜時代のコプロライトにもなれば、組織の多くがミネラル化し、美しいインテリアになりえるのです。コレクターの中には糞化石ばかりを収集するコプロライトコレクターなるものが存在するくらいですから。