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- 13センチ級、大きい、赤く鮮やか、ストロマトライトが内包されたハンガリー産の赤メノウ(Agate)
13センチ級、大きい、赤く鮮やか、ストロマトライトが内包されたハンガリー産の赤メノウ(Agate)/【ot2519】
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こちらはハンガリー産のオレンジ色を呈する、珍しいメノウです。メノウとは珪酸塩鉱物の微細な結晶のことですが、こちらの標本は、多数の丸い模様が並んでいる点で一般的なメノウとは明らかに異なります。この丸模様は、ストロマトライトと考えられています。
ストロマトライトとは最古の生物の一つであるシアノバクテリアが光合成を断続的に繰り返した活動の履歴が化石になったものです。断続的に活動した結果、縞状の総模様が刻まれます。
まだ地球に酸素が極めて少なかった時代にシアノバクテリアは活発に活動を繰り返し、大気に占める酸素の割合を増加させました。その結果、それまで存在しなかった(酸素をエネルギーとする)好気性の生物の誕生(カンブリア爆発)の礎を築いたとされています。カンブリア爆発以降は、シアノバクテリアを捕食する生物が繁栄したため、その数を減らしていきました。
これをメノウといっても、にわかに信じてもらえないほど、派手な石です。
多数の丸模様を埋めるように、少しだけグレイッシュブルーの部分があります。これもハンガリー産の赤メノウの特徴の一つです。
こちらは裏側の研磨されていない部分。これはこれで味わい深い。研磨すると色が鮮やかになりますが、ラフな状態でもここまで赤いのは驚きです。
側面も撮影。
付属のスタンドを使えば立てて展示することもできます。
横幅13センチ前後。
100円玉との比較。ハンガリー産の赤メノウのなかでも、特に赤く鮮やかな標本です。
商品スペック
商品ID | ot2519 |
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学名 | 13センチ級、大きい、赤く鮮やか、ストロマトライトが内包されたハンガリー産の赤メノウ(Agate) |
産地 | Hungary |
サイズ | 13.2cm×6.7cm×厚2.9cm |
商品解説 | 13センチ級、大きい、赤く鮮やか、ストロマトライトが内包されたハンガリー産の赤メノウ(Agate) |
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or