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上質のエナメル質が保存された白亜紀後期の海のキング、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石/【ot2471】
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こちらは白亜紀後期の海を暴れまわっていた、海竜モササウルスの歯化石です。
モササウルスはモササウルス科に属するバラエティに富む生物を一つにまとめて表現する言葉です。モササウルス科の生物の多様性は凄まじく、歯化石からだけでは属まで同定することは非常に難しいと言わざるを得ません。グロビデンスやプログナソドンほどの特徴があれば別ですが。こちらの標本も、単にモササウルスとして紹介をさせていただきたいと思います。
ややカーブを帯びた美しいフォルム。
モササウルスは白亜紀後期のキング。現世のシャチやホホジロザメのような存在でした。現世の海では魚類あるいは哺乳類が支配的ですが、モササウルスは海生爬虫類でした。
表面を覆うエナメル質の保存状態も上等。
根本はほぼ真円。これもモササウルスの歯化石に共通する特徴の一つ。
こちらの歯化石は、横方向にくびれがあるのが特徴。
100円玉との比較。サイズも有り状態も良好です。
商品スペック
商品ID | ot2471 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 上質のエナメル質が保存された白亜紀後期の海のキング、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体ロングカーブ計測4.1cm |
商品解説 | 上質のエナメル質が保存された白亜紀後期の海のキング、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
スピノサウルスとモササウルスの歯、同時に注文しました。化石セブンさんで買物するのは二度目ですが、前回同様、とても丁寧に梱包して送っていただきました。特にモササウルスの歯は、エナメル質もよく残っていて、素晴しい状態でした。スピノサウルスのほうも長さ・重さがあって、ロマンがかき立てられます!子どもが好きで注文しましたが、小さいころの恐竜好きが思いおこされ、自分の方がはまってしまいそうです。どうもありがとうございました!
神奈川県/男性
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。