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人気!鮮やかな赤を呈する、ハンガリー産のメノウ(Agate)。丸模様のストロマトライトにもご注目/【ot2397】
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こちらは人気のハンガリー産の赤メノウです。一般的なメノウと異なるのは鮮やかな赤色だけではありません。丸い模様はストロマトライトだと考えられています。
丸い模様が全域で確認できます。ストロマトライトは太古の生命の一つです。シアノバクテリアによる光合成によって小さな丘のようなコロニーが造られました。およそ30億年前にはすでに存在していたと考えられています。最も古くから存在していた生命体の一つと言えるでしょう。ストロマトライトは現世にも存在するため、ストロマトライトは、「生きた化石」と言われます。
太古代に棲息していたシアノバクテリアは、大気の組成を大きく変化させました。地球ができて間もない頃、大気は窒素、炭素、二酸化物、そして太陽星雲からのガスでできていたと考えられています。繰り返される隕石の衝突などにより、その大気が吹き飛ばされたあと、火山によって放出された二酸化炭素が豊富な状態が続いていましたが、このシアノバクテリアの光合成によって、酸素が大量に生み出され、徐々に好気性生物が棲める環境が整っていったと考えられています。カンブリア爆発によって生物らしい生物が大量に生み出される環境を作り出したのは、まさに、シアノバクテリアの活動によるものでした。その活動履歴が、ストロマトライトなのです。
話を、赤メノウに戻しましょう。そもそもメノウとは、潜晶質の石英結晶のことで、非常に硬い石です。
赤色の間を縫うように入り込んだグレイッシュブルーにもご注目ください。
グレイッシュブルーを接写。よく見ると、縞模様になっています。
側面や裏面は研磨される前の岩肌が露出した状態。
研磨されずとも、すでに赤い。
ライトが当たると、更に赤が強調されます。赤色は鉄酸化物を含有するため、と考えられます。
100円玉との比較。鮮やかな赤を呈する、ハンガリー産のメノウです。丸模様のストロマトライトにご注目ください。
商品スペック
商品ID | ot2397 |
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学名 | 人気!鮮やかな赤を呈する、ハンガリー産のメノウ(Agate)。丸模様のストロマトライトにもご注目 |
産地 | Hungary |
サイズ | 12.6cm×5.6cm×厚2.3cm |
商品解説 | 人気!鮮やかな赤を呈する、ハンガリー産のメノウ(Agate)。丸模様のストロマトライトにもご注目 |
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or