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溶岩が固結してできた典型的なフォーティフィケーションアゲート、縞模様が備わったブラジリアンアゲート(メノウ)/【ot2391】
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こちらはブラジル産のメノウ(アゲート:Agate)です。中央に穴のある、いわゆる晶洞です。メノウは微細な結晶で形成される半貴石で、表面を磨くと美しい模様を見ることができます。物理的な性質は石英とほぼ同じで、非常に硬く、しっかりとした重みがあります(平均的な比重は2.7前後)。
モース硬度7と、非常に硬いメノウ。こちらの個体はほぼ石英結晶によって埋まっています。石英結晶が存在するということは、マグマなどが急冷されてできあがったと考えられます。一般に、マグマが冷やされる速度によって結晶の構造が変化すると言われています。急冷された場合は、微細な結晶、あるいは、石英のような明瞭な結晶ができあがります。こちらの個体ははっきりとした石英結晶となっていますが、メノウの多くは潜晶質と言われる、非常に細かい石英の結晶によってできています。いずれも急冷されてできあがったことを意味しています。ゆっくりと冷却された場合は粗粒の岩石になります。
晶洞の名が示すとおり、中央には空洞があります。これは外側から内側に向かって結晶が成長したことを意味しています。
中央はいわゆるフォーティフィケーションアゲートと呼ばれる状態になっています。古代の城壁を上から眺めたような、層状のメノウを指します。たんに縞瑪瑙(しまめのう)という場合もあります。ブラジリアンアゲートは典型的なフォーティフィケーションアゲートの一つです。
こちらのアゲートには裏側もあります。裏は、結晶によって埋まっています。
側面はマグマが固結した様子がそのまま残されています。ローマ時代にはこうした硬いメノウを地道に加工して調度品やサイコロなどを作っていました。非常に硬いため、強度が必要なものには最適のマテリアルでした。
ブラジリアンメノウの特徴は、溶岩が固結してから、長い時間が経過した後、石英などの珪酸塩鉱物を含む水溶液が断続的に流入し、空隙を外側から内側に徐々に埋めていくところにあります。このとき、美しい層を作るため、調度品としてとても人気があります。
商品スペック
商品ID | ot2391 |
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学名 | 溶岩が固結してできた典型的なフォーティフィケーションアゲート、縞模様が備わったブラジリアンアゲート(メノウ) |
産地 | Brazil |
サイズ | 12.4cm×11.4cm×厚1.8cm |
商品解説 | 溶岩が固結してできた典型的なフォーティフィケーションアゲート、縞模様が備わったブラジリアンアゲート(メノウ) |
この商品を購入されたお客様のお声
いつもお世話になっております。アゲートを無事受け取りました。化石セブン様からお迎えしたアゲートは3個目になります。最初はやや大きめで薄くスライスされた標本。2個目は大型で厚く、晶洞内に水晶が綺麗に確認できる標本。この度お迎えしたのは、厚みも丁度良く綺麗に石英化していて、層状に結晶が育った様子が確認出来る良品でした。これからも、化石や鉱物、隕石やレプリカなど、素晴らしい品をご紹介ください。
千葉県/男性