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実はその昔、海水があったことを意味している、不思議な鉱物、砂漠のバラ、デザートローズ(Desert Rose)/【ot2366】
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こちらはデザートローズ(desert rose)のニックネームで親しまれる鉱物です。デザートローズ、文字通り、砂漠の薔薇を意味するニックネームを持つこの鉱物の実態はジプサムです。
ジプサムとは和名で石膏(せっこう)のこと。ジプサムは、カルシウムを含んだ硫酸塩鉱物で、基本は白色ですが、含有物によって様々な色を呈します。しばしばよく発達した結晶を造ります。この標本のようにまるでバラの花びらのよごとき板状の結晶を造ることがあります。
砂漠のバラは文字通り、砂漠で発見・採集されますが、ジプサムの生成には砂漠とは無縁の水分が必要です。大規模なジプサムの鉱床は、海水の蒸発によってできます。ジプサムは溶解度が低いため、海水が蒸発すると、まっさきに沈殿し固化します。その後、風などに運ばれて、砂丘を作り上げ、その過程でこのような結晶ができると考えられています。つまり、砂漠のバラが存在する、ということは、その昔、海水があった可能性を示唆しています。
実は、石膏は古来より人間と関わりが深い鉱物です。家屋を建造に伴い、漆喰やモルタルとして使われてきました。また、加工がしやすいことから、彫像などのマテリアルとしても重宝されてきました。古代ローマ人は石膏を高温で水を加えて加熱すると固化したときに漆喰ができることを発見していました。漆喰は古来から現在まで、建材としてずっと使われ続けています。
花びらのように見えるこの形はもちろん自然が作り出したもの。人の手は加わっていません。
左右20センチ、重量にして865グラムもある立派な「砂漠の薔薇」です。
商品スペック
商品ID | ot2366 |
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学名 | 実はその昔、海水があったことを意味している、不思議な鉱物、砂漠のバラ、デザートローズ(Desert Rose) |
産地 | Morocco |
サイズ | 20cm×13.9cm×7.2cm 865g |
商品解説 | 実はその昔、海水があったことを意味している、不思議な鉱物、砂漠のバラ、デザートローズ(Desert Rose) |