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ディティールがよく保存された、米国オレゴン州産の糞化石、コプロライト(Coprolite)/【ot2356】
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こちらは米国オレゴン州の新生代の地層から採集された糞(ふん)の化石です。糞の化石には、コプロライトと呼ばれます。
いかにもなフォルム。極めて良好な保存状態ということになるのでしょう。といっても、もちろん匂い等はありません。カチコチに固まった石であります。
化石というと骨を思い浮かべる人が大半ではないでしょうか。実際には化石の定義は幅広く、生物の遺骸のみならず、生物の足跡や這い跡をはじめ、糞も化石の範疇です。
一部、鉄分が含まれていると見られる特徴的なテクスチュアが見られます。
肝心のこの糞化石の主(あるじ)についてですが、残念ながらはっきりとしたことは分かっていません。同じ印象化石(痕跡の化石)のなかでも、足跡の化石であれば、爪の跡などから、それなりに同定が進むのですが、糞化石の場合、地層の環境などから推察するに留まります。おそらくは、ある程度大型の水性生物のものであろうと考えられます。まず、これほどの保存状態であるからには、かなりの嫌気性の堆積環境に沈み込まなければなりません。となると、滞留が少ない水中で日光も届きににくい、シルト質の環境であったと考えられます。
また、それなりのサイズがあることから、ある程度大きな生物であることが考えられます。
踏まえまして、ウミガメなどの水性爬虫類が候補に挙がってきます。
100円玉との比較。ディティールがよく保存された糞の化石、コプロライトです。「ウンが付く」縁起物。
商品スペック
商品ID | ot2356 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | ディティールがよく保存された、米国オレゴン州産の糞化石、コプロライト(Coprolite) |
産地 | Oregon,U.S.A. |
サイズ | 6.6cm×3cm×2.7cm |
商品解説 | ディティールがよく保存された、米国オレゴン州産の糞化石、コプロライト(Coprolite) |
コプロライトとは?
動物(恐竜)のウンチの化石「コプロライト」とは?
動物の糞(ウンチ)が化石になったものを「コプロライト」と言います。恐竜の糞も、もちろんコプロライトの仲間です。
コプロライトは「生痕(せいこん)化石」と言われます。生痕化石とは、文字通り、生きた痕跡のことで、生物そのものではなく、生物の活動の痕跡が岩石などに残されたものを指します。
コプロライトを分析することで、動物が生きていた当時の活動などを知る手掛かりになる、非常に重要な化石なのです。たとえば、その動物が一体何を食べていたのか、など明らかになる可能性を秘めています。ある意味、その動物の骨の化石以上に、その動物のことを知ることができるかもしれません。
まして、恐竜のように絶滅している種においては、その当時の環境を知る手掛かりにもなります。
それ以上に、われわれコレクターは、恐竜がその当時の植物や、エサとなった恐竜を食べて排泄された糞そのものに、感動を覚え、ロマンを感じてしまうものではないでしょうか。
恐竜の骨化石以上に、ロマンを感じることができます。恐竜時代のコプロライトにもなれば、組織の多くがミネラル化し、美しいインテリアになりえるのです。コレクターの中には糞化石ばかりを収集するコプロライトコレクターなるものが存在するくらいですから。