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立派、22センチに及ぶ、ウミガメのものと思しき、巨大な糞の化石。約5000万年前の地層より採集/【ot2295】
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こちらはマダガスカル産の海生生物の糞(ふん)の化石です。およそ半分が菱鉄鉱(シデライト)によって置換された重たい化石でもあります。
マダガスカルの北西部にある沿岸都市、マハジャンガの周辺にはおよそ5千万年前の地層が存在します。その地層からウミガメなどの海生生物の化石が採集されていることから、この大型の糞化石の主も、ウミガメが第一候補に挙がっています。
かなりの部分が菱鉄鉱に置換されているため、見た目よりも重たい。
糞の形がよく保存された化石です。
かなりのサイズ。それなりの体長を持った生物の糞であることが推察されます。
糞化石といっても、もちろん匂いはありません。
22センチもある大型の糞化石です。ちなみに、糞化石を英語でコプロライト(Coprolite)と言います。これはギリシャ語で糞石を意味するKoprosに由来しています。
商品スペック
商品ID | ot2295 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 立派、22センチに及ぶ、ウミガメのものと思しき、巨大な糞の化石。約5000万年前の地層より採集 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 22cm×4.1cm×3.9cm 360g |
商品解説 | 立派、22センチに及ぶ、ウミガメのものと思しき、巨大な糞の化石。約5000万年前の地層より採集 |
コプロライトとは?
動物(恐竜)のウンチの化石「コプロライト」とは?
動物の糞(ウンチ)が化石になったものを「コプロライト」と言います。恐竜の糞も、もちろんコプロライトの仲間です。
コプロライトは「生痕(せいこん)化石」と言われます。生痕化石とは、文字通り、生きた痕跡のことで、生物そのものではなく、生物の活動の痕跡が岩石などに残されたものを指します。
コプロライトを分析することで、動物が生きていた当時の活動などを知る手掛かりになる、非常に重要な化石なのです。たとえば、その動物が一体何を食べていたのか、など明らかになる可能性を秘めています。ある意味、その動物の骨の化石以上に、その動物のことを知ることができるかもしれません。
まして、恐竜のように絶滅している種においては、その当時の環境を知る手掛かりにもなります。
それ以上に、われわれコレクターは、恐竜がその当時の植物や、エサとなった恐竜を食べて排泄された糞そのものに、感動を覚え、ロマンを感じてしまうものではないでしょうか。
恐竜の骨化石以上に、ロマンを感じることができます。恐竜時代のコプロライトにもなれば、組織の多くがミネラル化し、美しいインテリアになりえるのです。コレクターの中には糞化石ばかりを収集するコプロライトコレクターなるものが存在するくらいですから。