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4センチ級、ビッグサイズ!厚みもあり、1億年前の恐竜時代の植物片が内包されたアンバー、ビルマ琥珀(Amber)/【ot2258】
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こちらは琥珀コレクターなら、一つは入手したい、希少なビルマ産琥珀です。通称、バーマイトです(ブルマイトと呼称されることもあります)。
こちらの琥珀は、4センチもある、かなり大型のピースで、内部には多数の植物片が保存されています。バーマイトは植物片が内包されている標本は高値で取引されます。場合によっては虫内包型の標本よりも高いケースもあります。
ビルマ琥珀は、20世紀のはじめ、現在のミャンマーの北部の探鉱で発見されました。当時は新生代の標本だと思われていましたが、最近の研究で、なんと1億年前の琥珀であることが判明しました。琥珀は針葉樹の樹脂が化石になったものです。そこに含まれる植物片も当時のものです。大地を恐竜が闊歩していた時代の針葉樹の樹液が樹脂となり、最終的に化石となったものなのです。
かなりの厚みあり。
後方よりライトを照らすと、植物片が浮かび上がります。所々濃淡があり、立体的な部位を確認することができます。
ビルマ琥珀は極めて古い琥珀でありながら、この化石のように透明度が高いピースが存在します。黄金色に輝く美しい標本です。
かなり大型のピースです。
ぜひルーペを使って御覧ください。ライトにかざしてご覧いただくと、このように見えます。
毛のような組織が保存されていることが分かります。
琥珀に守られ、1億年という途方もない時を経てもなお崩れることなく保存された植物片。
100円玉と比較。ビッグサイズです。
商品スペック
商品ID | ot2258 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 4センチ級、ビッグサイズ!厚みもあり、1億年前の恐竜時代の植物片が内包されたアンバー、ビルマ琥珀(Amber) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 4cm×2.7cm×厚0.9cm |
商品解説 | 4センチ級、ビッグサイズ!厚みもあり、1億年前の恐竜時代の植物片が内包されたアンバー、ビルマ琥珀(Amber) |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。