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縫合線くっきり!和名は直角貝。古生代の頭足類、オルソセラス(Orthoceras)化石/【ot2236】
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こちらは直角貝こと、オルソセラスの化石です。オルソセラスはオウムガイのなかまで、真っすぐ伸びた殻を持つ頭足類です。頭足類とは文字通り、頭から足(腕)を持つ海生生物です。現世ではタコ、イカなどが分類されます。
まっすぐの伸びた殻。カンブリア紀の繁栄した生物のグループの多くは絶滅し、新たなる生物が台頭しました。その一つがこのオルソセラスです。他にも、ほぼ同時代に繁栄した頭足類として、オウムガイやエレスメロセラスがいました。エレスメロセラスはオルソセラスと同じく直線的な殻を持っていました。
オルソセラスは最も古い頭足類の一つで、中生代になっても生き残っていました。オウムガイについで、長い時代を繁栄し続けた生物といえます。
裏面は平らにカットされています。他のオルソセラスの殻の化石が散見されます。
1センチ以上の厚みがあります。
殻のなかには小さな部屋が何層にも積み重なっています。ゴニアタイトやアンモナイトなどと共通する特徴です。
100円玉との比較。縫合線がはっきりと見える、状態の良いオルソセラスの化石です。
商品スペック
商品ID | ot2236 |
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年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 縫合線くっきり!和名は直角貝。古生代の頭足類、オルソセラス(Orthoceras)化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体8.4cm 母岩含め全体9cm×4.6cm×厚1.4cm |
商品解説 | 縫合線くっきり!和名は直角貝。古生代の頭足類、オルソセラス(Orthoceras)化石 |
オルソセラスとは?
オルソセラスは古生代シルル紀から中生代三畳紀までのあいだ、世界中の海に分布していた頭足類の仲間である。
現在では絶滅している。頭足類としては現在では、たこやいかが存在しているが、中生代末期まで存在していたアンモナイトも同じ頭足類の仲間である。
オルソセラスは頭足類のなかでも古いタイプのグループとして知られ、よく知られているアンモナイトよりも古い時代から地球上の海に生息していた。
大型のものでは体長数メートルに達し、食物連鎖の上位に位置していたと考えられる。同時期に海に存在していた三葉虫を補食していた可能性も十分にある。