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希少!恐竜時代(1億年前)の大きなザトウムシ類を内包したビルマ産琥珀(バーマイト)/【ot2231】
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こちらはビルマ産琥珀です。写真中央にいるのはザトウムシです。ザトウムシは非常に長い脚を持っているため、一見するとクモと間違えられやすい昆虫です。ザトウムシは古生代デボン紀にすでに棲息していたことが知られる、非常に古くからいる生物でもあります。
写真縦33ミリという立派な琥珀の中央に、肉眼でもはっきりと確認できるザトウムシが内包されています。
非常に長い脚。一部が分離しています。琥珀に含まれる虫は写真のように体の一部が分離していることがあります。これは、琥珀の起源である樹液に取り込まれたときに、脱出しようともがいたことが原因と考えられています。
ビルマ琥珀は現在のミャンマーの北部で採集された琥珀です。その起源はおよそ1億年前の針葉樹の樹脂だとされています。1億年前といえば大地を恐竜が闊歩していた時代です。
ザトウムシは頭部と腹部の2つからなります。両者の節部にはくびれがありません。この点でクモと見分けることができます。
琥珀の基質は透明度が高く、後方よりライトをあてると、黄金色に輝きます。
近づいて撮影しても、ほとんど不純物が含まれていないことが分かります。肉眼ではこちらの写真に写っている細かな物体を見ることは難しいでしょう。
肉眼で見るとこのような感じです。中央のザトウムシをはっきりと肉眼で捉えることができます。
後方よりライトを当てなくても、こんなに透明。
ライトをあてると、素晴らしい琥珀色を堪能できます。
100円玉との比較。およそ1億年前のザトウムシを内包したビルマ琥珀です。
商品スペック
商品ID | ot2231 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 希少!恐竜時代(1億年前)の大きなザトウムシ類を内包したビルマ産琥珀(バーマイト) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 3.3cm×1.5cm×厚0.2cm |
商品解説 | 希少!恐竜時代(1億年前)の大きなザトウムシ類を内包したビルマ産琥珀(バーマイト) |
この商品を購入されたお客様のお声
ザトウムシを買うのは初めてでしたが、見事なものでした。足の広がりようといい、琥珀自体の大きさも、なかなかのコスパの良さを誇っています。薄いのも、中の虫を鑑賞しやすく、納得がいきます。なんといっても虫の存在感が凄い。ザトウムシを見直しました。
高知県/男性
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。