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コアなコレクターに根強い人気を博す、球形のストロマトライトの化石のカボション。古代の地球に酸素を生み出した活動履歴が保存/【ot2226】
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こちらはコアなコレクターに根強い人気を博すストロマトライトです。とりわけ人気のあるスフィア型。
ご覧のように美しい光沢があります。表面が丁寧に研磨されています。
ストロマトライトとは、シアノバクテリアの光合成の活動が化石化したものです。まだ二酸化炭素濃度が濃かった時代に、シアノバクテリアは光合成を行い、地球の酸素濃度を上げたと考えられています。とくに先カンブリア時代には、その活動は旺盛で、世界中から化石が発見されています。古生代に入るとシアノバクテリアを捕食する生物が増え、徐々に数を減らしていきましたが、現在でも存在しています。
ストロマトライトの外観上の特徴として、縞状の層が挙げられます。
層を拡大してみました。これはシアノバクテリアが日中活動し、夜間に粘着物を固定するというサイクルを繰り返した結果と考えられています。数え切れない無数の層が保存されています。あるいはシーズナルサイクルであることも考えられます。日照量の多い夏と少ない冬でもサイクルが見られることでしょう。
直径はおよそ5センチ。重みあり。
100円玉との比較。光沢があるほどに磨かれた美しいスフィアです。
商品スペック
商品ID | ot2226 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | コアなコレクターに根強い人気を博す、球形のストロマトライトの化石のカボション。古代の地球に酸素を生み出した活動履歴が保存 |
産地 | Peru |
サイズ | 直径5cm |
商品解説 | コアなコレクターに根強い人気を博す、球形のストロマトライトの化石のカボション。古代の地球に酸素を生み出した活動履歴が保存 |
この商品を購入されたお客様のお声
正にバクテリアの活動履歴がここまで美しく化石になり、互層が素晴らしく気に入りました。古代の酸素を生み出した履歴を想像するだけで感慨深いものです。変わらず迅速かつ非常に丁寧な梱包をして頂きましてありがとうございました。
埼玉県/男性
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or