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半透明の典型的な縞メノウ(Agate)の晶洞。名産地ブラジル産。半透明で美しいブラウンを呈します/【ot2218】
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こちらは鉱物メノウ(Agate)です。メノウは石英の集まりですが、非常に微細な結晶でできているため、同じ石英の集合体である水晶とは異なり、ご覧の通り半透明です。
こちらは上質な晶洞(中央に穴が空いた石英の微細な結晶体)を産するブラジルの標本です。このタイプのメノウは火山岩の一種です。地中深くの高圧環境下で生成されたと考えられています。
中央に穴の空いた典型的な晶洞。外側から中央に向かって成長したため、中央に穴が空いた状態になっています。まれに晶洞のなかに、アメシストなどの石英結晶が発達する場合もあります。
メノウは古代より文明と深い関わりがあります。主に彫刻の素材として重用され、古代遺跡で多数、見られます。代表的なものでは、古代ギリシャのクレタ島のクノッソス遺跡での利用が挙げられます。クノッソスは紀元前2000年頃には宮殿があり、都市部には18000人もの人口があったとされえちます。紀元前1700年頃までには人口が10万人に達したとされる当時の大都市でした。
ご覧のように外側は表皮のように岩が露出し、内部は半透明の層になっています。この複層構造は、メノウの典型的な模様の一つで、縞(しま)メノウと呼ばれています。
いかにも典型的な縞メノウです。メノウは和語では瑪瑙、つまり馬の脳みそと書きます。その様に見えるからだそうですが、どうなんでしょうか。
メノウは大変硬いため、装飾芸術の素材としてはうってつけでした。また表面を磨くと美しい光沢が出る点も好まれました。オイン、ブロイーチ、ジュエリー、ペーパーナイフなどなど。現在では、装飾用のディスプレイや彫刻の素材として利用されています。新石器時代から現在まで耐えることなく、文明・文化のなかにあった鉱物と言えるでしょう。
100円玉との比較。典型的な縞メノウです。美しい半透明の層が備わった晶洞タイプの標本です。
商品スペック
商品ID | ot2218 |
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学名 | 半透明の典型的な縞メノウ(Agate)の晶洞。名産地ブラジル産。半透明で美しいブラウンを呈します |
産地 | Brazil |
サイズ | 21.2cm×14cm×厚12.6cm 3235g |
商品解説 | 半透明の典型的な縞メノウ(Agate)の晶洞。名産地ブラジル産。半透明で美しいブラウンを呈します |