- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 針葉樹の樹脂
- 琥珀の化石販売
- 希少なバーマイト!恐竜時代の甲虫が内包された貴重なビルマ琥珀
希少なバーマイト!恐竜時代の甲虫が内包された貴重なビルマ琥珀/【ot2212】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらは、なんと甲虫が内包された1億年前の琥珀です。現在のミャンマーで採集されたバーマイトです。バーマイトはビルマ琥珀と呼ばれ、恐竜時代の虫や植物片を含んでいます。琥珀コレクターあこがれの標本です。
はっきりと甲虫であることが分かります。甲虫とは、カブトムシ、クワガタムシ、カミキリムシ、テントウムシ、ゾウムシなど、多種多様な昆虫でなる一大グループです。クチクラと呼ばれる硬い外骨格で覆われているという共通点があります。
肉眼でもはっきりと甲虫の存在が分かります。
バーマイトは1億年前の針葉樹の樹脂が化石になったものです。樹脂はもともと樹皮の割れ目から染み出した樹液がもととなっています。樹液に取り込まれた昆虫などが地面に落下し固化し長い年月を経て、化石化したものが琥珀です。バーマイトは近年まで2000万年前から3000万年前の琥珀と考えられていましたが、研究が進んだ結果、驚くべきことにおよそ1億年前の琥珀であることが判明しました。1億年前というと、恐竜が闊歩していた時代です。ゆえに恐竜時代の琥珀などと言われます。
カミキリムシのような頭部より後方に伸びた長めの触角が見られます。また、胸部より伸びた左右も足も確認できますね。
そして、こちらはルーペで拡大した写真。クチクラでできた外骨格の模様がみえます。琥珀に含まれる虫や植物片をご覧になるときは、ルーペを使うことをおすすめします。肉眼で見るのとは全く異なる世界が広がっています。
100円玉との比較。後方よりライトを当てた一枚。シルエットが浮かび上がります。
商品スペック
商品ID | ot2212 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 希少なバーマイト!恐竜時代の甲虫が内包された貴重なビルマ琥珀 |
産地 | Myanmar |
サイズ | 1.2cm×1.1cm×厚0.4cm |
商品解説 | 希少なバーマイト!恐竜時代の甲虫が内包された貴重なビルマ琥珀 |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。