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白亜紀後期の食物連鎖の頂点に君臨したモササウルス科の生物の歯化石(Mosasaurus sp.)。保存状態は極めて良好。良形美歯/【ot2124】
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こちらはモササウルス科の歯化石です。採集されたままのナチュラルなエナメル質が美しい標本です。
まるまると太った歯化石です。
この歯化石の主(あるじ)が属するモササウルス科は白亜紀後期のおよそ2000万年間、もっとも繁栄した一大グループの一つでした。
モササウルスのグループは、現世のトカゲとヘビに近い、海の生活に適応した爬虫類です。その巨大な体躯を波打たせて遊泳する巨大な生物で、その多くが食物連鎖の頂点に君臨していたハンターでした。
長い距離を高速で泳ぐことは苦手だったが、短距離を加速して獲物を捕獲するのは得意だったと考えられています。
アンモナイトの殻や海亀の甲羅の化石から、モササウルス科の生物のものと思われる噛み跡が見つかっています。小型の頭足類から大型の海生爬虫類まで、何でも捕食したと推察されます。
モササウルスの化石の歴史は古く1774年にオランダのマーストリヒトの石灰岩採石場で頭骨が発見されています。
根本は楕円形。モササウルスの歯化石の根本は丸く太い特徴があります。
100円玉との比較。非常に太い歯化石であることがお分かりでしょうか。保存状態は極めて良好。良形の美歯です。
商品スペック
商品ID | ot2124 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 白亜紀後期の食物連鎖の頂点に君臨したモササウルス科の生物の歯化石(Mosasaurus sp.)。保存状態は極めて良好。良形美歯 |
産地 | Khouribga, Morocco |
サイズ | 本体ロングカーブ計測5.6cm 周長9.1cm |
商品解説 | 白亜紀後期の食物連鎖の頂点に君臨したモササウルス科の生物の歯化石(Mosasaurus sp.)。保存状態は極めて良好。良形美歯 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。