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裏面まで見逃せない!ピラミッド型ストロマトライト/【ot208】
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裏面が意外な模様で面白い、ピラミッド型のストロマトライト化石が登場です。
全体的に、ブラックの比率が多く、非常にシックな雰囲気です。
美しくポリッシュされた表面。光にあてると、黒光りします。
この縞模様は、砂と、ストロマトライトの吐き出した粘液が積み重なってできたものです。
本標本?最大の特徴は、ピラミッド型をしているということ。ピラミッドは太陽の神を司るとされ、古代エジプトや中南米で多くみられる建造物です。
このように、上からみると、4面の模様がつながっているのがわかります。
そして、もうひとつの特徴が、この裏面!
すごい模様です。
かなりぶつぶつしています。ちょっとのけぞりたくなるような模様。
でも、このぶつぶつが表面と全く異なっていて、いいんです。
裏面に、とんでもないグロテスクな模様を隠し持っています。
ピラミッドは、四角推の形をした巨大建造物の総称なのですが、古代エジプト王家の墓として建造されたものが最も印象的かもしれません。
実は、中南米・ヨーロッパなど、世界の各地にピラミッド型の建造物はあるんですね。ピラミッドを建てる目的は、神殿、天文台、日時計などさまざまです。
日本では、かつて「金字塔」という訳語が与えられていたピラミッドですが、古代エジプト人はピラミッドのことを「メル」と呼んでいました。「メル」は「昇る・上昇」という意味です。
ブラック基調のピラミッド型ストロマトライト。ちょっと辛目の雰囲気がお好みの方に。
商品スペック
商品ID | ot208 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | 裏面まで見逃せない!ピラミッド型ストロマトライト |
産地 | Peru |
サイズ | 5.5cm×5.5cm×5.5cm |
商品解説 | ピラミッド型のストロマトライト化石が登場です。 本標本は、ブラック基調であるピラミッド型のストロマトライト化石です。 5.5cmの四角推の中にシアノバクテリアの活動した痕跡模様が美しく描かれた標本です。 最大の特徴は、裏面の模様と表面の模様が全く異なっているということ。 手に持って、全面を鑑賞すると、面白い模様がいくつも発見できる標本です。 ピラミッドは太陽の神を司るとされ、古代エジプトや中南米で多くみられる建造物です。 酸素をつくる元となったストロマトライトの化石を、太陽の象徴であり、また「上昇」を意味するピラミッド型にカットを施した、大変ウィットに富んだ面白い標本です。 デスクサイドに置くだけで古代の雰囲気を味わえます。 ペーパーウェイトとしてもご利用いただけますので、贈り物にも喜ばれることでしょう。 |
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or