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チェーンソーのごとき吻部を持っていたノコギリエイ、オンコプリステス(Onchopristis)の上質の歯化石。完全品。/【ot2057】
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こちらは巨大な古代のノコギリエイとして知られるオンコプリテスの歯化石です。オンコプリステスは白亜紀後半に淡水に棲息していたエイの仲間です。吻部を合わせると、全長2.5メートルにも達したととされる大きな体躯を持っていました。何より頭部から前方に大きくつきだした吻部が最大の特徴です。吻部には多数の棘があり、見た目はチェーンソーのようです。ノコギリエイの仲間はその特徴的な吻部に由来しています。
根本から先端まで保存された上質の化石です。オンコプリステスを有名にしたのはスピノサウルスの存在でしょう。白亜紀の北アフリカの水辺に棲息していたとされる史上最大級の肉食恐竜であるスピノサウルスが、このオンコプリステスを捕食するシーンがイラストなどで描かれることがよくあります。2.5メートルに達するオンコプリステスでさえ、スピノサウルスにとっては格好の獲物なのでしょう。
ノコギリエイは現世にも棲息しています。現生種を参考にすることで、彼らの生活を予測する手がかりになります。上方についている目は天敵から襲われないように常に上部を見張っていました。頭部下側にあるセンサーを使って獲物を検出することができました。淡水性であったとされるオンコプリステスは川底をセンサーでモニターし、見つけた獲物をチェーンソーのごとき吻部を振り回して打撃を与え捕食したと見られます。
先端には鋭い”返し”が付いています。種類によってはこの返しをもたないものもいます。
根本から先端まで完全な形で保存されています。
歯化石と述べましたが、正確には吻部が巨大化、鋭角化した一部と言えます。
100円玉との比較。このような鋭い歯化石が多数付いた吻部を振り回していたのですから、なんとも恐ろしい生物ですね。
商品スペック
商品ID | ot2057 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | チェーンソーのごとき吻部を持っていたノコギリエイ、オンコプリステス(Onchopristis)の上質の歯化石。完全品。 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | 6.5cm×2.6cm×厚1.4cm |
商品解説 | チェーンソーのごとき吻部を持っていたノコギリエイ、オンコプリステス(Onchopristis)の上質の歯化石。完全品。 |
ノコギリエイとは?
英名は、sawfish。
最大の特徴は、頭部から長く突き出たノコギリ状の吻である。Pristis はラテン語で、「ノコギリエイ」を意味する。外見上よく似ているが、ノコギリザメ(ノコギリザメ目ノコギリザメ科)とは別種。
頭部から突き出た、ノコギリ状の吻部が最大の特徴。この吻部を振り回して、獲物を切り裂き、あるいは引っ掛けて捕食する。中生代に現れ現世まで絶えることなく生息している。