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メアリーアニングが最初に発見した骨格と同じ岩相から採集された、「純然たる」プレシオサウルスの上腕骨の化石(Plesiosaurus sp.)/【ot1962】
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海生爬虫類ファン、必見です。こちらはプレシオサウルスの上腕骨です。横幅22センチ、重量2.5キログラムオーバーの非常に大きな化石です。表面のテクスチュアの保存状態も大変良好です。
この化石は化石ファンにとっては大変馴染みの深い歴史ある街、ウェールズのドーセット産です。それだけで他の首長竜の化石とは次元の違う価値ある標本であることがお分かりいただけることでしょう。近年、首長竜の化石が正しく説明されずに紹介されるケースが目立ちます。たとえば白亜紀の地層から採集されたにもかかわらず、プレシオサウルスとして紹介されているなど。
パドルの基点となった大きな上腕骨。
ドーセット産の化石は大変希少です。特にジュラ紀の海生爬虫類の産地として世界的に有名で、あの歴史に名を残した古生物学者、メアリーアニングの出身地でもあります。彼女がイクチオサウルスの骨格を発見したのはあまりにも有名な話です。この化石は同じ岩相から採集されたものです。そもそも最初にプレシオサウルスを発見した人こそ、メアリーアニングであり、この化石はその最初に発見されたプレシオサウルスの骨格と同じ地域から採集された、いわば純然たる意味でのプレシオサウルスの上腕骨なのです。いかに価値あるものかお分かりいただけることでしょう。※アニングはイクチオサウルスの骨格を発見した数年後にプレシオサウルスの骨格を発見しています。
非常に大きく威厳ある化石で、色もやや黒っぽく重厚感があります。表面のテクスチュアは細部まで完全に保存されていて、極めてナチュラルな味わいがあります。
御覧ください。この表面のテクスチュア。遠目で眺めていたのでは分からない迫力。
プレシオサウルスの分類は歴史的に見ても錯綜しています。皆が思い浮かべるプレシオサウルスは、海亀のような体に細長いヘビのような頭部が付いたあの姿でしょう。ところが、プレシオサウルス目(もく)まで遡ると、一般的なイメージとは似ても似つかない生物も含まれています。たとえば、あのクロノサウルスやリオプレウロドンもプレシオサウルス目に属しているのをご存知でしょうか。分類学的には目レベルでは、クロノサウルスもプレシオサウルスと言えます。しかし、化石コレクターにとってプレシオサウルスの化石とは、やはりプレシオサウルス科プレシオサウルス属に分類された狭義の意味でのプレシオサウルスではないでしょうか。さらにはメアリーアニングによって最初に発見された骨格の産地であるドーセット産のものこそ、コレクターにとって純然たる意味でのプレシオサウルスといえるのではないかと思っています。
この標本はまさにプレシオサウルスのど真ん中に位置する標本です。
ドーセット産のプレシオサウルスの大型標本は滅多にマーケットに出回りません。そもそも数が少なく、その人気からすぐにコレクターに収集されてしまうことがほとんどだからです。
ドーセット産のプレシオサウルスの歯化石については目にする機会もあるかと思います。これは一体に4つしかない希少な上腕骨の化石です。これほどの化石を弊社で取り扱うのは初めてです。
他の骨との接合部。
こちらの化石はサイズもさることながら、表面の状態はとにかく素晴らしい。じっくりご覧ください。
100円玉との比較。いかがだったでしょうか。これこそが真の意味でのプレシオサウルスの上腕骨の化石です。海生爬虫類ファンにとっては垂涎のアイテムでしょう。
商品スペック
商品ID | ot1962 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | メアリーアニングが最初に発見した骨格と同じ岩相から採集された、「純然たる」プレシオサウルスの上腕骨の化石(Plesiosaurus sp.) |
産地 | Dorset England |
サイズ | 約21.7cm×17.2cm×6cm 2515g |
商品解説 | メアリーアニングが最初に発見した骨格と同じ岩相から採集された、「純然たる」プレシオサウルスの上腕骨の化石(Plesiosaurus sp.)Weymonth,Dorset,U.K.。 |
プレシオサウルスとは?
「ネッシー」の祖先と言われたプレシオサウルス?
プレシオサウルスは三畳紀後期~ジュラ紀前期(約2億1000万~1億8000万年前)に棲息していた首長竜の仲間です。首長竜としては最も初期の生物の一つです。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ネッシーの影響か否か、首長竜を恐竜の一種と考えられがちですが、実際には海生は虫類の仲間です。
また、同じ水性は虫類のエラスモサウルスなどと違い、比較的小型で最大で体長5m前後であったと考えられています。エラスモサウルスは10mをゆうに超える巨体の持ち主でした。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
泳ぎは得意ではなかった
またエラスモサウルスほど首が長くなく、首長竜の想像図で見られる、首を縦横無尽にくねらせて魚を捕食することはもしかすると得意ではなかったかもしれません。潜水が得意ではなったという説があることから、浅海で魚やイカなどを獲物にしたと考えられています。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
胴体から伸びる巨大な鰭(ひれ)を駆使しても、それほど高速で泳ぐことはできなかったという説もあります。待ち伏せをして首を突き出して捕食をしていたのでしょうか。
現生のプレシオサウルス生き残り説はネッシー以外もたくさんあり、有名なところでは、アメリカのチャンプオーストラリアのホークスベリー・リバー・モンスター、中国のツィリなどがあります。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org