- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 植物
- レピドデンドロンの化石販売
- 素敵なブラウン、アイオワ州産の古代樹、レピドデンドロン(Lepidodendron)の極めて上質な樹皮の化石
素敵なブラウン、アイオワ州産の古代樹、レピドデンドロン(Lepidodendron)の極めて上質な樹皮の化石/【ot1954】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらはリンボクの名で知られるレピドデンドロンの樹皮の化石です。この標本は凄い。何が凄いかといえば、ご覧の通り、リンボク(鱗木、ウロコの木と書きます。)の名の通り、鱗模様がはっきりと保存されています。
鱗模様といったのは、鱗ではなく、あくまでそのように見えるからです。リンボクは石炭紀に大繁栄し、19世紀の産業革命のエネルギー源となった石炭の原料と考えられています。
樹高40メートルに達したとされる巨木です。現世にもそれを超える巨木が存在しますが、木としての構造は全く異なります。
リンボクには木質部分がほとんどなく、根が巨大化し縦に伸びたような存在でした。現代人が見かけたことがないタイプの絶滅植物なのです。
しかも、このような不思議な模様をした樹皮を持っていました。リンボクが植物化石コレクターに大変人気があるのも頷けるのではないでしょうか。
まさに、鱗(うろこ)の木です。リンボクは主に沼地(水辺)に生え、群生したと考えられています。茎の先についた胞子で繁殖しました。その点では紛れもなくシダ植物です。古生代に大繁栄したリンボクも中生代に入ると裸子植物に舞台を奪われ、ついには絶滅しました。
よくリンボクの樹皮の模様はダイアモンド、つまり菱型と言われています。この化石はまさに菱型ですね。
100円玉との比較。極めて保存状態の良いリンボクの樹皮の化石です。米国アイオワ州産という点もなかなかレアですね。色も面白い。
商品スペック
商品ID | ot1954 |
---|---|
年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | 素敵なブラウン、アイオワ州産の古代樹、レピドデンドロン(Lepidodendron)の極めて上質な樹皮の化石 |
産地 | Iowa,U.S.A |
サイズ | 8.6cm×7.4cm×厚2.7cm |
商品解説 | 素敵なブラウン、アイオワ州産の古代樹、レピドデンドロン(Lepidodendron)の極めて上質な樹皮の化石 |
レピドデンドロンとは?
レピドデンドロン(Lepidodendron)とは?
主に北アメリカ・ヨーロッパで古生代石炭紀(約3億6700万~2億8900万年前)に大発展したシダ植物(ヒカゲノカズラ類)。大きいものでは40メートル以上に成長しました。
CG制作:ジュラ株式会社
樹皮が魚の鱗(うろこ)に似ていたため、「鱗(うろこ)の木」という名前が付きました。
レピドデンドロンは、我々が恩恵をうけている石炭のもととなった植物です。別名を鱗木(りんぼく)と言い、「鱗」は訓読みで「うろこ」と読みます。
何故そんなに巨大に成長したのか?
レピドデンドロンは何と高さが40mにもなる巨大な木だったと考えられています。この木が栄えた頃の地球は、年間を通してあまり気候の変化はなく、一年中熱帯気候であったといわれています。そうすると、森林もたくさん増え、大気の中の酸素濃度も上がりました。現在は21%といわれる酸素濃度が、当時は35%もあったそうです。植物や動物が大きくなる環境が整ったのが、石炭紀でした。
これらの環境が整って、高さ40mにもなる木が存在できたと考えられています。
レピドデンドロンは二股に分かれる木として有名
レピドデンドロンは枝も根も、先端が2またに分かれて成長します。茎の端には胞子穂があり、胞子で繁殖していました。ちなみに、レピドデンドロンは木質の部分がほとんどありません。どちらかといえば、巨大な木というより巨大な草という表現が適切かもしれません。どこまでも不思議な植物ですね!
レピドデンドロンの想像図
CG制作:ジュラ株式会社
葉" >
CG制作:ジュラ株式会社