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贅沢なカット!四方から模様が見える!オベリスク型ストロマトライト/【ot195】
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このカットをごらんください。そびえ立つ塔、オベリスク型のストロマトライト化石が化石セブンに登場です!
この形、とてもユニークですね。これは、オベリスク型といいます。オベリスクとは、四角形の断面をもった、直立する石柱をさす言葉です。
このように、上方に向かって徐々に狭まっていきます。
石柱の先端部は、ピラミッド状の四角錐(ピラミディオン)の形をしています。
全体像はこの格好よさ!普通のストロマトライトとは違います。長さはおよそ15cm。
15cmの四方に、シアノバクテリアの層の模様が楽しめます。15㎝×4面で、何と60㎝分もの模様が表現されているわけです。
各面をご覧いただいています。円を描いた面あり、このように波打つ模様を描いた面あり、最高に楽しいですね~。
この標本の良いのは、四つの面の境目模様がこのように鑑賞できること。模様が続いているので、ぐるぐる回しながら眺めていると、まるで1枚の絵のようにつながって見えます。
こんな感じで。おもしろいですね。
まるで、現代アートをみているようですが、地球に酸素を与えてくれた証拠化石です。これらは、シアノバクテリアとよばれる藍色細菌の仕業による模様です。
ストロマトライトは、「シアノバクテリアがつくった石」として知られています。初めて光合成をおこなったとされるシアノバクテリア。この細菌が生きていくうえて排出する、ベトベトした液が砂と交互に積み重なり、こうやって美しい模様ができました。
どこをみても模様が異なり飽きることがありません。
この標本が素晴らしく、潔いのは、15cmというシアノバクテリアの厚みがありながら、細長いオベリスクとして贅沢にカットしてあるところです。最高に格好良く見える形を追求した結果でしょう。
この先端部は、ピラミッド型をしていますね。ピラミッドは太陽神が司ると古代でいわれていますね。その土地を象徴するモニュメントと、地球の歴史や時を感じさせるストロマトライト。この組み合わせを考え付いた心憎いプリパレーターに一本取られました。
商品スペック
商品ID | ot195 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | 贅沢なカット!四方から模様が見える!オベリスク型ストロマトライト |
産地 | 確認中 |
サイズ | 15cm×3cm×3cm(最も太い部分) |
商品解説 | ペルー産のオベリスク(obelisk)型をした、格好良いストロマトライト化石です。 オベリスクとは、四角形の断面をもつ、上方に向かって徐々に狭まった、高く長い直立の石柱をさします。 オベリスクは、古代エジプト期に作られたのが最初で、神殿などに立てられた記念碑の一種です。今では、世界中にオベリスク型の記念碑が存在し、その地域を象徴するモニュメントとなっています。 本標本は、酸素発生の証拠化石であるストロマトライトが、オベリスクの形をとっています。 石柱の一番先の部分は、ピラミッド状の四角錐になっています。(ピラミディオンといいます。) この四角推の形が重要で、古代の石碑では、太陽神のシンボルを示していました。 贅沢なカットを施したストロマトライトの表面は、滑らかにポリッシュされています。 シアノバクテリアの層が幾重に見られ、地球に酸素を与えた証拠がきれいな模様となって表現されています。 地球の変遷を想像させるストロマトライトと、モニュメントが一体となったユニークな標本です。 |
この商品を購入されたお客様のお声
とても贅沢なカッティングで、見栄えも良く、素晴らしい標本をありがとうございました。
愛知県/男性
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or