- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- カンブリア紀の生物
- レアンコイリアの化石販売
- レアンコイリア(leanchoilia sp.)を中心にチェンジャン産の生物が折り重なるように収められたマルチプレート
レアンコイリア(leanchoilia sp.)を中心にチェンジャン産の生物が折り重なるように収められたマルチプレート/【ot1858】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらはカンブリア爆発によって生まれた生物のマルチプレートです。写真中央左にはレアンコイリアが鎮座しています。
レアンコイリアの周辺に湾曲した長い動物片が多数存在します。こちらはクリココスミアあるいは、パラエオスコレックスの可能性があります。
円形に巻いた生物が多数見受けられます。細部の模様が見受けられるものとない場合があり、それによって分類が変わってきますが、外観だけから同定するのは難しいように思われます。
長い体が入り組んでいる生物。
こちらはレアンコイリアです。バージェス頁岩動物群あるいは、本標本の産地であるチェンジャン動物群など一部の地層からしか採集されません。泥中の小生物を捕食していたと考えられています。
その周辺にはミミズのように細長い生物が多数います。クリココスミアの特徴的な模様が確認できる箇所とできない箇所があり、複数の生物が折り重なっている可能性が高いと考えられます。
おそらくは流れの緩やかな泥中に生物の死骸が集積して化石化したものと思われます。
非常にきめ細かい頁岩です。頁岩とは粘土鉱物を多く含む泥が石になったものを言います。
チェンジャン動物群の頁岩によく見られる層状の構造。断続的に繰り返し泥が被さり層をなしたことを意味しています。
100円玉との比較。レアンコイリアだけで2センチほどあります。チェンジャン産のマルチプレートとしては巨大と言ってよいほどのサイズでしょう。
商品スペック
商品ID | ot1858 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | レアンコイリア(leanchoilia sp.)を中心にチェンジャン産の生物が折り重なるように収められたマルチプレート |
産地 | 中国・チェンジャン |
サイズ | 本体直線距離2.1cm 母岩含め全体12.3cm×11.1cm×厚2.3cm |
商品解説 | レアンコイリア(Leancholia sp.)を中心にチェンジャン産の生物が折り重なるように収められたマルチプレート |
この商品を購入されたお客様のお声
チェンジャン生物群のマルチプレートが市場で見られるとは!点になった目が元に戻る間もなくクリックしていました.5億年の時を経て対峙する捕食者と被捕食者,化石ファンになって良かった!と思う一瞬です.
北海道/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。