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互層の模様が多数散見されるストロマトライトを含むメノウ(Agate)。珍しいハンガリー産。/【ot1774】
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こちらはハンガリー産のメノウです。しかもストロマトライトが含まれている、珍しい標本です。
基本的にはメノウということになるのでしょうが、中央付近にある環状の模様はストロマトライトだと考えられています。
アップしてみましょう。層状になっているのがお分かりでしょうか。やや暗いバンドと明るいバンドの互層であることが分かります。そもそもストロマトライトとは何でしょうか。簡単にはシアノバクテリアという藍藻類が光合成を繰り返した活動の履歴が化石化したものと言えます。
ストロマトライトの特徴として、このような互層の構造が見られます。
表面は丁寧に磨かれ平らになっています。ストロマトライトは磨かれた標本が多いのは、この互層の模様を見たいがためです。
ちなみに光合成の活動履歴というのは、藍藻類が日中に光合成を行い、夜間には泥などの堆積物を粘液で固着させることを繰り返す、というものです。まさに日夜繰り返しその活動をするため互層ができあがります。
ストロマトライトのもととなった藍藻類は先カンブリア時代の前半に大繁栄しますが、末期頃には藍藻類をエサとする生物が現れ、徐々に数を減らしていきます。とはいえ、絶えることなく現世にも棲息しています。
それにしても美しい朱です。
比較的地味な色合いの標本が多いストロマトライトのなかで、圧倒的な派手さを持っています。
磨かれていない箇所もあります。未研磨の状態だと互層構造が見えにくいのです。
確かに変わり種ではありますが、ストロマトライトのコレクションを完成させる上で、ぜひ加えていただきたいピースです。
100円玉との比較。互層の模様が多数散見されるストロマトライトを含むメノウです。珍しいハンガリー産。
商品スペック
商品ID | ot1774 |
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学名 | 互層の模様が多数散見されるストロマトライトを含むメノウ(Agate)。珍しいハンガリー産。 |
産地 | Hungary |
サイズ | 6.6cm×5.4cm×3.2cm |
商品解説 | 互層の模様が多数散見されるストロマトライトを含むメノウ(Agate)。珍しいハンガリー産。 |
この商品を購入されたお客様のお声
綺麗な朱色のストロマトライトが届きました。これはストロマトライトを含むメノウということで、よく見るストロマトライトの模様とは違っています。美しくて複雑な模様を眺めて楽しんでいます。
愛媛県/女性
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or