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数あるモササウルス(Mosasaurus)の歯化石のなかでも上位一握りの保存状態を誇る歯化石/【ot1765】
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こちらは中生代白亜紀後期の海の支配者、モササウルスの歯化石です。
非常に美しい、完全と言ってもよいほどのエナメル質。
エナメル質は歯のなかでも非常に硬い組織ですが、堆積時の続成作用で失われることが多い部位でもあります。こちらの標本のエナメル質の保存状態は極めて良好で、パーフェクトと言って良いでしょう。
カーブ計測56ミリに対して、根本の周長は82ミリ。非常に太い歯化石です。
ほぼ真円です。モササウルスは属にもよるものの、アンモナイトなどの頭足類のほか、他の海生爬虫類も捕食したと考えられています。
これほどの厚みがあれば、硬い殻を持つアンモナイトも難なく捕食できたことでしょう。
数あるモササウルスの歯化石のなかでも上位一握りの保存状態を誇る歯化石です。
100円玉との比較。カーブ計測値以上に大きく感じる、分厚い標本です。
商品スペック
商品ID | ot1765 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 数あるモササウルス(Mosasaurus)の歯化石のなかでも上位一握りの保存状態を誇る歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測5.6cm 周長8.2cm |
商品解説 | 数あるモササウルス(Mosasaurus)の歯化石のなかでも上位一握りの保存状態を誇る歯化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。