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示準化石をコレクションしませんか?オクラホマ州産絶滅生物、筆石(Graputus)/【ot162】
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海藻か、はたまたアメーバか!?いえいえ、こちらは筆石というデボン紀の化石です。筆石という名前(Graptolithina)、聞いたことがありますでしょうか?
学名である『Graptolithina』は、ギリシャ語で「書くもの」を意味する『graptos』と、「岩」を意味する『lithos』から付けられました。でも、岩ではないんですよ。
筆石は古生代という時代でくくられる、カンブリア紀中期から石炭紀前期に世界各地の海で生息した半索動物門です。サンゴの様に、ひとつの骨格に個虫とよばれる小さな生き物が集まってできた生命体です。本標本はおよそ4億年前のデボン紀前期の化石です。
すでに絶滅し、この世には存在しない筆石ですが、オルドビス紀とシルル紀に大繁栄したので、この2つの時代を合わせて、「筆石時代」と呼ぶほどです。
筆石のパターンはさまざまですが、本標本は扇状に広がるような形状を見せています。よい保存状態です。アメリカ、オクラホマ地域の深海(酸素が少ないところ)に長い期間沈殿してくれていたのでしょう。
母岩サイズは3.5~4cm程度でとても可愛らしく扱いやすいサイズです。一見グロテスクにも見える筆石ですが、ずっと眺めていると、案外デザイナブルな標本に思えてくるから不思議。
雰囲気あるでしょ。
筆石は、様々な種類が存在します。進化の速度が速かったので、地質時代を知る古生代の示準化石としても重要な存在です。示準化石コレクションを楽しめそうです。
商品スペック
商品ID | ot162 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 示準化石をコレクションしませんか?オクラホマ州産絶滅生物、筆石(Graputus) |
産地 | Clarita, Coal County, Oklahoma, U.S.A. |
サイズ | 本体 約2.5cm / 母岩 3.5cm×4cm×1cm |
商品解説 | およそ4億年前の筆石の化石です。 保存状態良好。 年代特定の指標となる、示準化石として有名な筆石が登場です。 産地はClarita, Coral Country, Oklahoma,U.S.A |
筆石とは?
筆石の学名『Graptolithina』は、ギリシャ語で「書くもの」を意味する『graptos』と「岩」を意味する『lithos』から付けられました。岩という字はありますが、筆石は石や岩ではありません。
その名のとおり筆で書いたかのような形をしてはいましたが、動物群の一種なのです。では何故、「岩」を意味する言葉がつけられたのでしょうか?
それは発見当初、石の一形態として考えられていたためです。筆石はカンブリア紀中期から石炭紀前期に世界各地の海で生息した半索動物門で、サンゴの様にひとつの骨格に個虫とよばれる小さな生き物が集まってできた生命体です。
絶滅するまで多くの種が存在し浮遊生活するものと海底生活するものがいました。個々の種の存在期間はとても短かったので、地質時代を知るのに使用され古生代の示準化石として重視されています。
また、私たち人間を含む脊椎動が、ウニやヒトデなどの棘皮動物から脊髄の原形をもつホヤなどの脊索動物を経て脊髄動物に進化したと考えられているのですが、筆石が属する半索動物は棘皮動物と脊索動物のそれぞれの共通点をもっていて両者をつなぐ存在として注目されています。