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呼名が面白い!米国ニューヨーク産棘皮動物ウミリンゴ(Caryocrinites ornatus)/【ot1604】
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こちらはウミリンゴと呼ばれる棘皮動物、カリオクリニテス(Caryocrinites ornatus)です。
リンゴに見えますか?ずいぶんゴツゴツしたリンゴではありますが、見えなくもありません。
古生物の呼び名は何かに例えたものが多く、その名付け人のセンスによっては???なものも多いのも事実です。「これ、ウミリンゴなんだ・・・」と10分ほど遠い目で傍観しているとあら不思議、これがリンゴに見えてくるから不思議。なわけないか・・・。
ウミリンゴとは一体どんな生物なのでしょうか。これはいわゆる棘皮動物で、ウミユリによく似ています。すなわち茎を岩などに固定して、身を海の流れに任せながら、このクラウンから伸びた多数の触手によって海中のプランクトンを捕食する生物です。
ウミユリほどメジャーな存在ではなく、古生代オルドビス紀にあらわれ、しばらくして絶滅しました。
こちらの標本は米国・ニューヨーク州のロチェスター頁岩で採集された、シルル紀の標本です。
保存状態は申し分ありません。
希少性という点ではユミユリよりはるかにレアと言って良いでしょう。
100円玉との比較。ウミリンゴの呼称で知られる古生代シルル紀の棘皮動物カリオクリニテスのクラウンの化石です。
商品スペック
商品ID | ot1604 |
---|---|
年代 | 古生代シルル紀(4億4600万 -- 4億1000万年前) |
学名 | 呼名が面白い!米国ニューヨーク産棘皮動物ウミリンゴ(Caryocrinites ornatus) |
産地 | Middleport, New York, U.S.A. |
サイズ | 4.1cm×3.53cm×2.1cm |
商品解説 | 呼名が面白い!米国ニューヨーク産棘皮動物ウミリンゴ(Caryocrinites ornatus)。Rochester Shale Formation。 |
ウミユリとは?
ウミユリ(海百合)は植物ではありません!
「ユリ」の名前がついているために植物だと思われがちですが、実際はヒトデやウニと同じ棘皮(きょひ)動物の仲間です。各国の海(深海)に棲み、体長は35~50cm。
棘皮動物とはechinoderm というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、 echinoderm とは echinos (ハリネズミ)のような derma (皮)を持つものという意味です。
さまざまなユミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)は生きた化石
ウミユリ(海百合)は、オウムガイ、シーラカンス、ラブカ、カブトガニ、アロワナなどと同様に生きている化石として大変有名です。
現生のウミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)の特徴のその腕
ウミユリは根や茎のように見える支持体と、花弁のような腕を持っています。長く伸びたその腕で海中のプランクトンなどを捕らえ、餌としています。
ウミユリ(海百合)の化石は希少で価値が高い
ウミユリの化石が多く見つかるのは、約2億5000万年前の地層である。5億年以上前の地層から出土した例もあるという。ウミユリの体は脆弱であり、全体に骨格が小さな節に分かれているので、それらがばらばらになり、全形をとどめないことが多い。ばらばらの節だけが堆積した石灰岩も見られる。