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- 上質かつ希少、カンブリア紀に棲息していた、ごく初期の棘皮動物エオクリノイド、Gogia sp.の化石
上質かつ希少、カンブリア紀に棲息していた、ごく初期の棘皮動物エオクリノイド、Gogia sp.の化石/【ot1588】
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こちらはカンブリア紀に棲息していた、ごく初期の棘皮動物、Gogia sp.の化石です。茎、クラウン、触手の主要組織が残された上質標本です。
中央にある丸い部分がクラウン、下に茎、そして、上に揺らめくように伸びているのが触手です。
Gogia sp.は棘皮動物のエオクリノイドのグループに属します。エオクリノイドはカンブリア紀からシルル紀に繁栄したグループです。棘皮動物のなかでも形態が似ているウミユリ同様、相当古いグループです。
ウミユリのグループは現世にも生き残っていますが、エオクリノイドは古生代シルル紀に絶滅しました。蛇足ですが、エオクリノイドとは、エオ+クリノイドを意味するものと思われます。エオとはギリシャ語で「始まり」の意。要約すると、エオクリノイドとは。クリノイド(ウミユリ)のごく初期のグループを意味します。
こちらはカンブリア紀の化石産地として名高い米国ユタ州のMillard CountryのWheeler shaleから採集されたものです。あの三葉虫エルラシア・キンギから採集される地層です。
初期の三葉虫と同じ時代に生きていた棘皮動物です。
クラウンの部分は立体的です。写真で見ると平板に見えますが、わずかに凹凸があります。
標本の凹凸が分かる写真。
100円玉との比較。カンブリア紀に棲息していた、ごく初期の棘皮動物、Gogia sp.の化石です。上質かつ希少です。
商品スペック
商品ID | ot1588 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | 上質かつ希少、カンブリア紀に棲息していた、ごく初期の棘皮動物エオクリノイド、Gogia sp.の化石 |
産地 | Millard County, Utah, U.S.A. |
サイズ | 本体最大長さ3.9cm / 母岩含め全体7.6cm×7.5cm×厚0.3cm |
商品解説 | 上質かつ希少、カンブリア紀に棲息していた、ごく初期の棘皮動物、エオクリノイド、Gogia sp.の化石 |
ウミユリとは?
ウミユリ(海百合)は植物ではありません!
「ユリ」の名前がついているために植物だと思われがちですが、実際はヒトデやウニと同じ棘皮(きょひ)動物の仲間です。各国の海(深海)に棲み、体長は35~50cm。
棘皮動物とはechinoderm というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、 echinoderm とは echinos (ハリネズミ)のような derma (皮)を持つものという意味です。
さまざまなユミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)は生きた化石
ウミユリ(海百合)は、オウムガイ、シーラカンス、ラブカ、カブトガニ、アロワナなどと同様に生きている化石として大変有名です。
現生のウミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)の特徴のその腕
ウミユリは根や茎のように見える支持体と、花弁のような腕を持っています。長く伸びたその腕で海中のプランクトンなどを捕らえ、餌としています。
ウミユリ(海百合)の化石は希少で価値が高い
ウミユリの化石が多く見つかるのは、約2億5000万年前の地層である。5億年以上前の地層から出土した例もあるという。ウミユリの体は脆弱であり、全体に骨格が小さな節に分かれているので、それらがばらばらになり、全形をとどめないことが多い。ばらばらの節だけが堆積した石灰岩も見られる。