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ベリーレア!カンブリア爆発!あのアノマロカリスの触手の化石。澄江産。オールドコレクション。/【ot1572】
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こちらはあのアノマロカリスの触手の化石です。アノマロカリスといえば、およそ5億2千万年前頃にあらわれた、その当時の食物連鎖の頂点に立っていた生物です。希少なオールドコレクションがひょっこりと弊社までたどり着きました。
アノマロカリスの頭部には付属肢が付いており、その縁部にはこのような触手が備わっていました。この化石はその触手の化石です。触手は比較的硬質であるため、化石として残りやすい特徴があります。そうはいっても、アノマロカリスの化石自体、相当希少で、めったに手に入るものではありません。
触手の先端まで残されています。これを見て、エビの足に似ていると感じた人もいるかもしれません。そのカンはあながち間違っていません。アノマロカリスという名前はAnomalo(普通ではない)caris(エビ)という意味です。完全な化石が発見される前に、この触手を見て、エビの腹部の部位ではないかと長らく誤解していたという経緯があります。のちほど、口器の付属肢に備わった触手であると同定するに至るのですが、その間の紆余曲折を以て普通ではないエビという名前が付けられました。
アノマロカリスはおよそ1メートルほどに成長しました。当時としては最大の生物で、最強の捕食者でした。
非常に発達した複眼を持ち、カギ型のするどい付属肢とこの触手を使い、積極的に捕食行動をとっていたと考えられます。獲物を捕らる際には、この触手が大いに役立ったことでしょう。ギザギザの形はいわゆる”返し”の役割があったに違いありません。
こちらは中国チェンジャン産です。
アノマロカリスは初期の三葉虫を捕食していたという説も有力です。
硬質とはいえ、あのアノマロカリスの触手が、ここまではっきりと保存されている標本は希少です。
100円玉との比較。触手の一部でこの大きさ。アノマロカリスが現世の動物のスケールと比較しても、かなり大型の生物であったことが分かります。
商品スペック
商品ID | ot1572 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | ベリーレア!カンブリア爆発!あのアノマロカリスの触手の化石。澄江産。オールドコレクション。 |
産地 | 中国、澄江 |
サイズ | 本体直線距離2.7cm 母岩含め全体6.7cm×6.5cm×厚1.2cm |
商品解説 | ベリーレア!カンブリア爆発!あのアノマロカリスの触手の化石。澄江産。オールドコレクション。 |
アノマロカリスとは?
アノマロカリス (Anomalocaris) は、いわゆるアノマロカリス類 (Anomalocarid) の一種であり古生代カンブリア紀に地球の海に生息していた動物。バージェス動物群の一種。
アノマロカリスは現在のどの動物群にも似ていない
カンブリア紀中に絶滅しており、現生のどの動物群とも類似していない。節足動物に分類される、と言う説もある。
アノマロカリスの名前の由来
現在ではバージェス動物群に属する代表的な動物として知られているが、触手の化石についてはそれ以外でも発見されていた。それがエビの化石と考えられたことから、「奇妙なエビ」という意味の「アノマロカリス」という名が付けられた。
アノマロカリスは当時最も巨大な動物だった
アノマロカリスはバージェス動物群の中で最も大きな動物であり、中国の澄江動物群でも体長2mの化石も確認されている事から当時の食物連鎖の頂点に立つ捕食動物であると考えられている。その一方、小型種にはプランクトンを濾して食べていたと目されているものまで多様に存在している。
アノマロカリスは、三葉虫をかじっていた!?
カンブリア紀の三葉虫でよくかじられた痕が発見されており、アノマロカリスの口器によるものとも言われているが、アノマロカリス類以外にも大型捕食動物が存在していることが確認されており疑問視する声も多い。
当時最強のアノマロカリスはなぜ絶滅したのか
アノマロカリスは当時の食物連鎖の頂点に立っていたと考えられているが、ある時期を境にその姿は全く見られなくなった。その時期には地球環境に大きな変化は無く、温暖な気候が続いていたと考えられている為、なぜアノマロカリスが突如姿を消したのか(絶滅したのか)は謎に包まれている。
CG制作:藤田 大