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様々なミネラルに置換された、ジュラ紀の恐竜のウンチ化石、コプロライトの磨き標本。/【ot1566】
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こちらは恐竜の糞(ふん)の化石です。生物そのものではなくその痕跡の化石を生痕化石(せいこんかせき)です。糞の化石は、生痕化石の代表例の一つです。(その他の生痕化石の例・生物の足跡、這いずった跡など)
恐竜の糞の化石は一つのジャンルとして成立しています。実際、糞の化石ばかり集めるコレクターが存在するほどです。糞の化石のことを英語でCoprolite(コプロライト)と言います。もともとは、ギリシャ語で糞を意味するKoprosと石を意味するLithosが組み合わさった造語です。コプロ=糞、ライト=石。
コプロライトは皮のような表面組織と層のないのっぺりとした内組織が特徴です。本標本はその特徴が如実に現れています。
含まれていた内容物によって化石になるプロセスで置換される成分が異なり、色が変化したと考えられます。
米国ユタ州からはジュラ紀の恐竜のものと思われる糞の化石が多数発見されており、こちらの化石も同じ地域から採集されたものです。
普通の岩とは明らかに異なる独特の組織です。
こちらはカットされていない面。表皮のような収縮したまま固化したようなシワのある構造が特徴です。
側面は磨かれずそのままの状態で保存されています。
100円玉との比較。様々なミネラルに置換された不思議な模様を持つ恐竜のコプロライト(糞化石)です。
商品スペック
商品ID | ot1566 |
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年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 様々なミネラルに置換された、ジュラ紀の恐竜のウンチ化石、コプロライトの磨き標本。 |
産地 | Utah, U.S.A. |
サイズ | 9.4cm×7.3cm×厚3.8cm |
商品解説 | 様々なミネラルに置換された、ジュラ紀の恐竜のウンチ化石、コプロライトの磨き標本。 |
コプロライトとは?
動物(恐竜)のウンチの化石「コプロライト」とは?
動物の糞(ウンチ)が化石になったものを「コプロライト」と言います。恐竜の糞も、もちろんコプロライトの仲間です。
コプロライトは「生痕(せいこん)化石」と言われます。生痕化石とは、文字通り、生きた痕跡のことで、生物そのものではなく、生物の活動の痕跡が岩石などに残されたものを指します。
コプロライトを分析することで、動物が生きていた当時の活動などを知る手掛かりになる、非常に重要な化石なのです。たとえば、その動物が一体何を食べていたのか、など明らかになる可能性を秘めています。ある意味、その動物の骨の化石以上に、その動物のことを知ることができるかもしれません。
まして、恐竜のように絶滅している種においては、その当時の環境を知る手掛かりにもなります。
それ以上に、われわれコレクターは、恐竜がその当時の植物や、エサとなった恐竜を食べて排泄された糞そのものに、感動を覚え、ロマンを感じてしまうものではないでしょうか。
恐竜の骨化石以上に、ロマンを感じることができます。恐竜時代のコプロライトにもなれば、組織の多くがミネラル化し、美しいインテリアになりえるのです。コレクターの中には糞化石ばかりを収集するコプロライトコレクターなるものが存在するくらいですから。