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部分化石でも価値高い、ブラジル産ペルム紀の爬虫類、メソサウルス(Mesosaurus sp.)の骨盤セクションの化石/【ot1560】
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こちらはブラジルで採集された、あのメソサウルスの骨盤セクションの化石です。骨盤つまり、後肢の起点になります。脊椎、骨盤、両後肢、尾が保存されています。部分化石といえど、あのメソサウルスのもの。価値の希少性は述べるまでもありません。
こちらは肋骨のセクション。脊椎を中心に左右に内蔵を守るための肋骨があります。いずれも大変良好な保存状態です。
写真下の大きな丸い骨が骨盤です。メソサウルスの骨盤は比較的小さい印象を受けます。これはメソサウルスが陸上を闊歩していたのではなく、基本的には水中を遊泳していたことを意味しています。
こちらは骨盤から尾にかけてのセクション。比較的スリムな骨盤に対して、大きく開いたサイズのある尾椎の数々。メソサウルスはこの大きな尾をたくみ使い、水中を自由に泳ぎ回っていたと考えられています。くねらせることで大きな推進力を得ていたのでしょう。
こちらは後肢の手の部分。メソサウルスは指と指の間に膜を有していたと考えられています。膜があると水との接触面が増え、船のオールのように大きな推進力を得られます。水中適応していた特徴の一つです。
およそ10センチ程度。この部分化石から体長を推測すると、およそ50センチ前後。一般的なメソサウルスのサイズと言えるでしょう。
こちらは裏面です。平らにカットされています。こちらを裏面にして平置き展示することをおすすめします。
100円玉との比較。繰り返しになりますが、部分化石といえど、あのメソサウルスの化石です。コレクション価値は十分にあり、ずっと大切に所有・展示していただける立派な標本であることを強調しておきたいと思います。
商品スペック
商品ID | ot1560 |
---|---|
年代 | 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前) |
学名 | 部分化石でも価値高い、ブラジル産ペルム紀の爬虫類、メソサウルス(Mesosaurus sp.)の骨盤セクションの化石 |
産地 | Irati Formation, Brazil |
サイズ | 本体11.4cm×7cm 母岩含め全体14.9cm×13.7cm×厚2.8cm |
商品解説 | 部分化石でも価値高い、ブラジル産ペルム紀の爬虫類、メソサウルス(Mesosaurus sp.)の骨盤セクションの化石。平置きで最も安定展示できます。 |
メソサウルスとは?
海へと帰っていった最初の爬虫類
メソサウルスは、恐竜が出現する前の古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前)に現れました。現在では絶滅しています。
画像「メソサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
爬虫類はもともと両生類から進化しましたが、両生類はその名の通り、もともとは水性でした。その後、進化の過程で陸生になりますが、メソサウルスは再び、水性に戻りました。
大陸移動説の証拠でもあるメソサウルス
上図の青色の部分がメソサウルスの化石が発掘される分布図です。
画像「メソサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
化石が発見される地層は、もともと湖沼などの淡水地域だったと考えられています。それにも関わらず南アフリカと南米で発見んされます。
これは、この時代にアフリカ大陸と南アメリカ大陸が陸つづきだったこの証拠でもあります。
何を食っていた!?
メソサウルスの歯は貧弱であるため、完全な肉食とは考えにくく、水中のプランクトンを主食にしていたのではないか、と推測されています。
メソサウルスは長いアゴと比較的小さな骨格(50cm前後)をしています。鼻は頭部骨格の頂点に位置し、水の中から頭だけ出して息をしていたことが分かります。
画像「メソサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org