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氷河期にアメリカに渡ったステップバイソンのものと思われる角の化石。米国アイオワ州産、更新世。/【ot1553】
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こちらは米国・アイオワ州産の古代に生きたステップバイソンの角の化石です。
新しい更新世の化石だけあって、原形をよくとどめており、極めて保存状態の良い標本です。
角質からなるステップバイソンの角は骨ほど化石として残りにくいものの、硬質であるため、良質の化石が採集されることがあります。
化石化した頭骨の一部と一体化した標本です。
バイソンの種類を特定するのは非常に難しい問題です。現世のアメリカに棲息するアメリカンバイソンは様々な種の交配種で、必ずしも古代種と同じものではありません。
有力なのは第四紀にヨーロッパ、アジア、北米に棲息していたステップバイソンです。
頭部の内部の構造も残されています。
脳が収まっていた箇所。分厚い壁で守られていることが分かります。
当時、ユーラシア大陸と北米はベーリング海峡によって陸続きでした。ヨーロッパから渡ってきたステップバイソンが北米に到達し、勢力を伸ばしていた事実があります。当時は氷河期でシベリア(現ロシア頭部)とアラスカ(現米国西部)は陸続きでした。
赤いマーカーは10センチ間隔です。立派な角化石です。
ヨーロッパから渡ってきたステップバイソンは更新世後期に絶滅しますが、その後、ヨーロッパではヨーロッパバイソン、北米ではアメリカンバイソンとして分化していきました。
ステップバイソンは体高は2メートルを超える巨大な生物で、ラスコーやアルタミラの洞窟壁画に描かれていることでよく知られています。古代の作家が描きたくなるほど人間にとって畏敬の念を抱かせる生物だったに違いありません。
100円玉との比較。氷河期にアメリカに渡ったステップバイソンのものと思われる角の化石です。
商品スペック
商品ID | ot1553 |
---|---|
年代 | 新生代(6600万年前 -- 現在) |
学名 | 氷河期にアメリカに渡ったステップバイソンのものと思われる角の化石。米国アイオワ州産、更新世。 |
産地 | Iowa,U.S.A |
サイズ | カーブ計測25.7cm 厚11.7cm |
商品解説 | 氷河期にアメリカに渡ったステップバイソンのものと思われる角の化石。米国アイオワ州産、更新世。 |
ステップバイソンとは?
数万年前の氷河期のヨーロッパに実在した巨獣。
成体は体長350cm,体重は1トンを超えた。
バイソンは現世の北米とヨーロッパにも棲息しているが、ステップバイソンの子孫ではない。いずれも絶滅の危機に瀕しており、いずれも人工的に飼育されている個体のみになってしまっている。
バイソンはバッファローとは違う生物
一方、よくバイソンと間違われるバッファローは、東南アジアに棲息しているスイギュウのことであり、バイソンとは異なる生物である。ただ、アメリカでは野牛のことをバッファローと呼ぶ習慣があるため、アメリカバイソンをバッファローと呼ぶことがあるので、注意が必要。
バイソンは草食動物のためおとなしいイメージがあるかもしれないが、一度怒らすと手がつけられない存在として知られている。
映像でみるバイソン、ジャコウウシ
1トンを超えるバイソンが暴れると、人力ではとても抑えきれませんね。