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オルドビス紀の海綿動物と希少生物2体が同居した珍しい標本(Choia utahensis)(Acrothele subsidua)/【ot1546】
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こちらの標本は古生代オルドビス紀のスポンジ(海綿動物)と腕足類が同居したものです。黒い丸いものが腕足類、針のような棘が多数あるものが海綿動物です。
こちらが海綿動物のチョイア(Choia utahensis)です。種小名があらわすとおり、米国ユタ州で発見された古代種で、あの有名な三葉虫エルラシア・キンギ(Elrathia Kingi)と同じ地層(Wheeler Formation,Millard)から採集されました。エルラシア・キンギと同じ海に棲息していたと考えて間違いないでしょう。
ちなみに海綿動物とは、様々な形をした海に生息する生物です。わずか数ミリのものから1メートルを超すものまであり、はっきりとした器官の分化はありません。とらえどころがない生物です。海綿動物はその多孔質(細かい穴が多い)の体を通してろ過されるプランクロンや微生物を捕食しています。
こちらのチョイアはカンブリア紀から現れオルドビス紀に絶滅した海綿動物の古代属です。カンブリア爆発で知られるカナダ・バージェス頁岩や中国・澄江など名だたる化石産地で発見されている、非常に古い海綿動物です。今回の標本は米国・ユタ州のウィラー頁岩から出たものです。
こちらは腕足類。腕足類とは2枚の殻を持つ海性の無脊椎動物です。カンブリア紀から出現し、古生代に最も繁栄します。現世ではその多様性が乏しくなっています。海底や岩場に根本を固定して、植物プランクトンを中心に触手を伸ばして捕食します。
厚めにカットされたウィーラー頁岩。
カンブリア紀から古生代にかけて大繁栄した海綿動物と腕足類が同居する、非常に興味深い標本です。
いずれもはっきりとその形を見て取れる上質の標本です。
底部は平らにカット。
100円玉との比較。非常に古い時代の標本でありながら、鮮明な輪郭と色が印象的な標本です。
商品スペック
商品ID | ot1546 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | オルドビス紀の海綿動物と希少生物2体が同居した珍しい標本(Choia utahensis)(Acrothele subsidua) |
産地 | Wheeler Shale Millard County, Utah, U.S.A. |
サイズ | 母岩含め全体c6.5m×4.9cm×1.4cm |
商品解説 | オルドビス紀の海綿動物と希少生物2体が同居した珍しい標本(Choia utahensis)(Acrothele subsidua) |