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珍しい!モササウルスとイタチザメの歯化石が同居する標本/【ot1545】
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こちらは大変興味深い標本です。一つの母岩に、モササウルスとサメの歯化石が同居しています。
上がモササウルス、下がサメの歯化石です。
モササウルスの歯化石は比較的シャープな形をしています。一方で、サメの歯化石は、形状から言って、おそらくイタチザメのものと推察されます。
最古のサメは古生代に現れたと考えられていることから、白亜紀に棲息していたモササウルスといっしょに化石になっても齟齬はありません。ただ、実物の化石を目の前にすると、そこはかとない感動を覚えます。
ラフに切り取られた母岩がいい味を醸し出しています。
いずれも良質の歯化石です。この標本に関しては、それぞれをクリーニングして取り出すほど野暮なことはないでしょう。
特徴である縦線なども観察できる良質歯です。
イタチザメの歯化石に関してはセレーションも観察できます。
100円玉との比較。白亜紀の海中のぬし、モササウルスとイタチザメの歯化石が同居する、とても珍しい化石です。
商品スペック
商品ID | ot1545 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 珍しい!モササウルスとイタチザメの歯化石が同居する標本 |
産地 | Unknown |
サイズ | 母岩含め全体6.1cm×4.6cm×3.9cm |
商品解説 | 珍しい!モササウルスとイタチザメの歯化石が同居する標本 |
この商品を購入されたお客様のお声
現在も生存しているイタチザメの歯と絶滅したモササウルスの歯が隣あっているのが非常に興味を持ち購入致しました。当時は二つの生物がどの様に棲み分けをしていたのか、どの様な状況で二つの歯が隣あって化石になったのか、見ているだけで様々な想像が膨らみ楽しんでいます。またどちらも保存状態がとても良い歯化石で、とても満足です。また次もよろしくお願いします。
愛知県/男性
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。