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ブラジル・セアラ州サンタナフォーメーション産、中生代白亜紀に棲息していた古代魚ビンクティフェルの全身化石/【ot1534】
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こちらは現在のブラジル・セアラ州に位置するサンタナフォーメーションから採集された古代魚ヴィンクティフェル(Vinctifer)です。
ブラジルのサンタナフォーメーションは世界的に有名な化石産地の一つです。現在では新たに化石が外国に輸出されることがないため、取引されているのは、以前、輸出されたオールドコレクションに限られます。こちらもその貴重な化石の一つです。
ヴィンクティフェルの外見上の特徴の一つが、この上下に長い魚鱗です。縦に長い長方形の鱗が隙間なく敷き詰められています。
サンタナフォーメーションの化石は概して、保存状態に優れています。魚が棲息していた当時は、広大な汽水域が広がっていたと考えられています。この地域からはアンモナイトなどの頭足類は採集されないため、少なくとも完全な海水では無かったと考えられています。
一方で、ヴィンクティフェルをはじめとする様々な種類の魚や、昆虫、ワニなどの爬虫類などが採集されていることから、完全な淡水と考えることもできません。したがって、海に接していた河川・湖沼の沿岸の可能性が高いと考えられています。
尾に近い部分の鱗。極めて高い保存状態。
尾ビレがやや折れた形で保存されています。
体長およそ35センチ。ヴィンクティフェルは流線型の魚体をしていました。
もとはノジュールとして採集された模様。魚が死骸となったのちアンモニアが発生し、海水に含まれる炭酸カルシウムと反応し、死骸のまわりに集積した場合、写真のような泥玉を形成します。これをノジュールと呼びます。単にマッドボールと呼ぶことも。
100円玉との比較。頭部から尾部まで保存された古代魚ビンクティフェルの全身化石です。
商品スペック
商品ID | ot1534 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ブラジル・セアラ州サンタナフォーメーション産、中生代白亜紀に棲息していた古代魚ビンクティフェルの全身化石 |
産地 | Ceara, Brazil |
サイズ | 本体35cm 母岩含め全体幅36cm×奥行6.2cm×厚3.2cm |
商品解説 | ブラジル・セアラ州サンタナフォーメーション産、中生代白亜紀に棲息していた古代魚ビンクティフェルの全身化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
化石好きな子供用に購入しました。とても大きくて大喜びでした。恐竜カードやおまけの化石も興味津々ですぐに図鑑を取り出して調べていました。魚の鱗の形がきれいに残っており,すごく迫力もあって子供へのプレゼントとしては大成功でした。これからはあまり弄り回さないように,ケースを用意して大切に保管して鑑賞できるようにしていこうと思います。本当にいい商品でした。ありがとうございました。
東京都/男性
魚化石とは?
恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。
ダンクルオステウス
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。